行かないで



もっともっと 話していたいんだ



もっともっと 触れていたいんだ









苦しいよ きっと君を困らせるから 

 


きっと君を 追い詰めるから  











何の保証もないこの約束に ボクは一生しがみついていく












二度とほどけないこの運命に 




君はカギをかけていった












いっその事 壊れてしまえばいいのに




いっその事 消えてしまえばいいのに  












忘れ物を仕掛けたボクに 次の約束をくれたね












下手くそなボクだから きっと上手くは愛せないんだ












このままずっと離れていても 




忘れてしまわぬように 君の寝顔をずっと見つめてた 








君の寝息が変わるたび 




気付かれないようにそっと寝た振りをした








たまらなくなって背を向けたボクを 




そっと抱きしめてくれたね













自分を求め ただ真っ直ぐに走る君は




抱えられない何かに答えようとしている








ホントはもう立っているだけでやっとなのに












止めることはできないから




そばに居る事もできないから











ずっと握り合ったままの手に おもわず力が入る




時々目覚める君と話をしながら 




朝がこのまま来ないことを強く願ったよ









いつもは気持ちのいい光も 




このときだけは憎らしく思えたんだ









アラームを止めた君の手に




もう少し 




あと少しだけと 




何度も何度も思ったんだ



















この手を離したくないよ




そんな真っ直ぐな瞳でボクを見ないで




君が閉めたドアの向こうでボクは 




声を殺して泣いたんだ











もっときれいに 生きられたなら




もっと上手に生きられたなら











不意の電話に鏡を見た




ドアのノックに




2度目の




『行ってきます。』










赤くなった目に気付かれないよう 




ワザと離れたよ










次に会うときは 必ず笑顔でいるから











お願い   











今は泣かせてほしい











人は誰もが 自由なはずなのに 




誰もが何かに縛られている










だからこそ一生懸命になれるんだ




だからこそ人を愛することができるんだ














ボクは 今を生きてみる







君のいない今を生きてみる







いつかの約束に 







笑顔でいられるように

















久しぶりに 嫌になるほど   




人を想ってみたいなぁ。