武尊vs天心を振り返る | グッピーの映画感想記録

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訪問ありがとうございます。
鑑賞した映画を忘れないよう感想をブログに残しておこうと思い始めました。
どうぞよろしくお願いします。



少し時間が経ちましたが、私なりにまとめました。


天心の完勝です。

武尊の完敗です。

格闘技というのは、どちらか敗者を決める残酷なゲームです。


体重やグローブの大きさなど、武尊には決していい条件ではありませんでした。

私はそれでもこのゲームをやりきった武尊を讃えたいと思います。


天心が強くて武尊は弱いか?というと、全くそんなことはありません。

天心が武尊よりクレバーだったのです。


試合の中で大きなポイントは、2度にわたるタイムストップです。

バッティングと投げ?で天心が負傷したかのよう見えたシーンです。


あの時天心はとても痛がってレフリーも試合を止めました。

リックフレアーかと思いました(笑)


あれがもし逆だと武尊は絶対痛がりません。

そのまま試合を続けるはずです。


あれは「演技」というより天心が判定になった場合の相手の印象を悪くする「駆け引き」だと思います。


グローブをつかんでクリンチするとか、反則を誘うようなことをするメイウェザーから肌で学んだのかもしれません。


世間的には5ラウンドあれば武尊が…という意見が多いですが、私もそれは思います。


素晴らしい試合でした。


残念なのは、これが未来続くテーマがないことです。

さあ次は誰が誰とやるんだ?とか、これからどうなるんだ?というドラマがありません。

2人の試合を実現するためだけの打ち上げ花火であることです。


ここがボクシングと決定的な差だと思います。

井上尚弥はドネアに勝ち、もう一つベルトを取るのか?階級を上げて化け物たちと戦うのか?という未来をがない。


今後もRISEとK-1は行ったり来たりできた方がいいと思います。