ノーラン監督の名作「インターステラー」や、原作者が同じサンドラブロックが出演した「ゼロ点グラビティ」のような作品だと思っていたら、似てるようで違う作品です。
人生の中で、これほど素晴らしい映画に出会うことはそうそうないなと思うくらいよかったです。
子供の頃に「未知との遭遇」や「E.T」を見てもよくわからなかったのですが、今となっては名作だと思うようになりました。
今はまだよくわからなくても、ぜひこの作品を世界中の子供達に見てほしいです。
子供達の中に、この作品を見て影響を受け、将来宇宙飛行士や物理学者を目指し、ノーベル賞を取ったり、地球の平和のために尽くしてくれる人が現れるかもしれない。
そんな、人の人生に影響を与えてくれそうな素晴らしい作品です。
ハートフルあり、シリアスあり、コミカルあり、ハラハラあり、全て詰まってます。
異星人のロッキーの可愛らしさはやり過ぎな気がしますが、どこの星も困っている人を救おうとする科学者はすごく優しいはずなので、ああいう動きやセリフ、容姿でそれをさらに味わい深くしてくれてよかったと思いました。
彼女の名前がエイドリアンだったり、一緒に映画「ロッキー」見たり、あの辺もすごくユーモラスでいい。
地球がどんなところか、人類がどんな生物か、ロッキーが少しずつ理解していく様子をよく描写していたと思います。
なのに背負ってるミッションは残酷、言ってみれば片道切符の自殺ミッション。
そんな中で仲間を見つけ、コミュニケーションを深めていき、共に星を空くために頑張る。
感動もするし、生きるとは何かを考えさせられるし、勇気をもらいます。
作品の中で使われる音楽も素晴らしく、近未来の作品なのに、どこかレトロな印象でした。
そんな音楽だからか、とんでもない時間、光のない宇宙を1人で旅にするというのはすごく恐怖なはずなのに、とてもポジティブに感じました。
言葉も通じない、容姿も違う、でも理解し合う、助け合う、今この世界はあちこちで戦火が上がっていますが、世界の指導者はこの作品を見ろと、みんなで助け合うことだってできるじゃないかと。
そんなメッセージも感じました。
私の理解力不足かもしれませんが、ちょっと足りないところがあるとしたら(原作にはあって映画で省いているかもしれませんが)この辺かと…
・中学校の教師が突然ミッションに参加するわけで、授業受けてた子供達はどうなったのか、最後まで触れてない
・ミッションに参加することになった船長やエンジニアのバックグランドや、出発してから2人が亡くなるまでの船中の様子が描かれておらず、突然目が覚めるシーンから始まるので、3人が行動共にした感じがしない。
・地球で待っていた側の描き方があっさりしてる。もう少しカプセルが届きた時とかを描いてもよかったのでは?
演出上わざとそうしたのか、尺の都合で省いたのか…。
私はこの辺を少し描いて欲しかったです。
とにかく素晴らしい作品ですので、ぜひ多くの方に見てほしいです。
2時間半の尺でも、集中して見てるからか、あっという間でした。
