先日、大阪府歯科医師会館にて講習会を受講しました。

 

 

 

タイトルは

『医科歯科連携推進事業講習会~周術期等における口腔機能管理について~』

 

 

 

 

タイトル見て思ったのは、

「漢字多いな…」ってことです。

 

 

それはさておき、周術期とは、がん等に係る全身麻酔による手術、放射線治療、化学療法もしくは緩和ケアにおける一連の治療を指します。

その周術期に、歯科疾患を有する患者さんや口腔衛生状態不良の患者さんにおける口腔内細菌による合併症、手術の外科的侵襲や薬剤投与による免疫力低下により生じる病巣感染、人工呼吸管理時の気管内挿管による誤嚥性肺炎などの術後合併症の予防などを目的として、医科からの依頼を受けて歯科が口腔機能管理をします。

 

大きな手術の前後には、お口の状態を良くしておくと悪いことが起きにくいということです。「良くしておくと悪くならない」などと文字にすると当たり前すぎて滑稽ですが、弱り目に祟り目となりかねない周術期には特に重要なのです。当院も周術期の口腔機能管理に一層注力する所存です。

 

 

 

 

講習の行われた大阪府歯科医師会館の最寄り駅はJR桃谷駅です。駅舎は数年前にリニューアルしたそうで、キレイでオシャレです。講習後に少し時間があったので、桃谷商店街をぶらぶらしました。ここには良い意味で昭和の香りが残っていて懐かしい気分になります。