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■解説
韓国映画『検事外伝』は、ファン・ジョンミン&カン・ドンウォン主演で描く、監獄の中の検事と外に出た詐欺師の予測不可能な反撃劇。

俳優ファン・ジョンミンが濡れ衣を着せられた検事役を、俳優カン・ドンウォンがイケメン詐欺師役を熱演する。

邦題は『華麗なるリベンジ』、2016年11月12日日本公開。

■あらすじ
ある日、乱闘によって逮捕された若い男が尋問中に謎の死を遂げる事件が発生。担当検事ピョン・ジェウク(ファン・ジョンミン)は身に覚えのない殺人容疑で逮捕され、服役することになってしまう。

自らの濡れ衣を晴らすため、刑務所内で検事の知識をフル活用してのし上がり、再審請求を試みるが何者かに圧力をかけられ失敗。そんな中、所内で前科9犯のイケメン詐欺師ハン・チウォン(カン・ドンウォン)と偶然出会い、ジェウクは彼が自らの事件の鍵を握っていることに気付く。

チウォンの言動から形勢逆転のアイデアを得たジェウクは「自分に協力すれば出所させてやる」と打診し、二人は同盟関係を結ぶ。やがて、ジェウクが塀の中から指示を出し、チウォンが塀の外でミッションを遂行するという前代未聞のリベンジ作戦が始まった。


公開:2016年


■感想
地元松山、シネマルナティックにて鑑賞。

ファン・ジョンミン扮する熱血検事のジェウクとカン・ドンウォン扮するイケメン詐欺師のチウォンという相反するキャラクターを軸に、塀の内と外で繰り広げられる痛快リベンジエンターテイメントとして存分に楽しめました(^-^)

キャラクターの設定とか物語の背景を深く読んでいくと小難しい話にもなりかねない内容だとは思いましたけど、本作に関しては完全にエンターテイメントとして楽しんだんでいいんじゃないかな?

そう思わせてくれたのがやはりカン・ドンウォンのはまりまくったキャラ設定と演技でしょう!映画畑で硬軟様々なキャラを演じてくれているカン・ドンウォンですが、やはり現状ではこの手のキャラが一番ハマる気が個人的にはしてるので、相手が名優ファン・ジョンミンといえども全くひけをとらない存在感で暴れまくっておりました!

物語そのものは比較的単純でわかりやすかったので、そういう意味では後半の盛り上がりには個人的には欠けたようにも思いますが、主演の二人や、これまた善人悪人どちらもこなすイ・ソンミン&パク・ソンウンの両輪が非常に良いので二時間を超える作品でも退屈さは全く感じませんでした。

気楽に観れるエンタメ作品としてオススメの作品です♪


個人的評価
☆☆☆☆★


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