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『大誘拐~クォン・スンブン女史拉致事件~』 
原題:クォン・スンブン女史拉致事件
 

■出演
ナ・ムニ 

カン・ソンジン 

ユ・ヘジン 

ユゴン 

パク・サンミョン 

ソ・ヨンヒ 

■監督
キム・サンジン


■ストーリー
殴られるのが日常茶飯事の気弱なカン・ドボム(カン・ソンジン)。見た目は野生キノコだが、性格はビニールハウスの中のつぼみのようで、すぐに傷つく小心者ムン・グニョン(ユ・ヘジン)。20代半ばだが勉強も求職も一度もしたことが ない無脳ソ・ジョンマン(ユゴン)。
この屈辱3人組は、刑務所に収容されたまま出産が差し迫ったドボムの妻(ソ・ヨンヒ)の保釈金のため、そしてウズベキスタン見合い詐欺で騙し取られたグニョンの母の入れ歯費用のため、さらにはジョンマンのプー太郎としての品位維持費(?)のために大胆な計画を決意する。

目標は、クッパ財閥クォン・スンブン女史(ナ・ムニ)。女だから病弱なドボムより力も弱く、高齢だから小心グニョンよりウブで賢くなく、金は貯め込んで暮らしているから、無能ジョンマンでも一生暮らせるだろうと安易に考えていたが…。

ところがどっこいクォン・スンブン女史はただ者ではなかった!ドボムは死ぬほど殴られ、グニョンは涙が乾く暇がないく、挙げ句の果てには自分の身代金は自分が受けとると言い出す始末。しかも金額は500億ウォン(約50億円)にしろと突拍子もないことを言い出した!

3人はとんでもない人質に手を出してしまった。


公開:2007年 


■感想
コメディ作品なのでありえない設定は多々ありますが、気にせず楽しんじゃいましょう(笑)

僕が思ってたほどはコメディ度合いは高くはなかったけど、かなり楽しめました(^^)
カン・ソンジン、ユ・ヘジン、ユゴンの3人は実に愉快痛快
その3人を掌の上で転がすナ・ムニ扮するクォン・スンブン女史の豪快さがうまく融合されてます(^^)

一番笑ったのは誘拐犯3人の似顔絵が掲示板に貼られてたシーンですかね(爆)
あと、3人がぬいぐるみやお面を被ってる時の中の顔を映した時の瞳のリング(アイドルとかが写真写りを良くする為の照明のやつ)も3人の顔と反比例して妙に印象的でした(^^)

大好きなパク・サンミョンもお笑いキャラではなかったけどいい味出してたし、最後は美味しいとこもっていきました☆

ラストもほっこり終わるし、何も考えず息抜きに鑑賞するにはもってこいの作品ですね(^^)

個人的評価
☆☆☆☆


※本ブログは、過去のmixi日記からそのまま転載している為、掲載時期がズレていることがあります。