日本共産党の議長を務めていた不破哲三氏。彼の名前はペンネームである。共産主義に関連する人の中には偽名を用いた人が多い。各国の共産主義者は身の安全の為にも活動家名を必要としていたのだ。

 故に、ソ連初期の政治家には特に偽名を名乗った者が多い。有名なところではレーニンやスターリン、モロトフ等が挙げられる。

 北朝鮮の金日成の場合、抗日の英雄と民衆の間で語り継がれていた「金日成」を拝借して自らの建国神話の正統性を増幅させようとしたようだ。