十二日目 33勝目 | 行司のブログ

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令和五年 五月場所 十二日目

 

 

 

 

 

古来より続く大相撲。

 

大相撲は慣用句として、私たちの暮らしに溶け込んでいます。

 

 

 

 

 

 

【ひとり相撲】

ベシ

 

 

 

 

 

 

 

バシ

 

 

 

 

 

 

ビシ

 

 

 

 

 

 

こいつ、マジつえー。

 

 

 

 

 

水戸龍、取り直しの一番負けてしまいましたが、お疲れさまでした。

 

コロナ禍の只中、水戸龍は通路奥の消毒液でよく熱心に手を消毒していましたね。

 

時折カメラに映りこむその姿に、あなたの意外な几帳面さを感じました。

 

 

 

 

激闘と言えば、互いに動きに動いて最後は珍決まり手「ずぶねり」を披露した宇良。

 

さすがの宇良も今日は唇が紫色に変わっていました。

 

無酸素状態を物語っていたのでしょう。

 

翔猿と宇良のスポーツマンシップと呼びたくなるような、土俵を駆け回る俊敏な動き。

 

小柄な力士ならではの面白さでした。

 

そして、両力士に負けまいと「ノコッタ」を鬼のように連呼する晃之助。

 

ノコッタの回数は、動きの速さに比例するようです。

 

 

 

 

 

場所も終盤戦に入り、ついに後半戦の土俵に姿を現した朝乃山。

 

 

やはりこの人の登場は午後5時過ぎ以降がよく似合います。

 

 

 

 

 

【道しるべ】

ガヤガヤ

 

 

 

 

 

 

 

……。

 

 

 

 

 

 

 

……。

 

 

 

 

 

 

くんくん。

 

 

 

 

 

 

 

あ…、大関の時の匂いだ。

 

 

 

 

 

 

 

大関時代の足跡を追って、かつて来た道をたどる朝乃山。

 

大関時代のマーキングのあとは残っていましたか?

 

 

しかし今日は、大栄翔に満点の相撲をとられて、なす術なし。

 

そうだった。

 

朝乃山は突き押しタイプがやや苦手だった。

 

元大関と言えども、今は大栄翔の方が大関には近い場所に位置します。

 

1年間以上のブランクを1日も早く埋めたい気持ちでしょうが、ここは一歩一歩あゆみを進めてゆくしかありません。

 

 

 

結びは若元春の挑戦を貫録の差で、寄り倒した横綱でしたがその後に膝を気にする姿が気がかりです。

 

元気よく土俵を飛び降りる姿に、一瞬よっぽど元気なんだなと思い違いをしそうになりましたが、あれは勢い余っての事だったのでしょう。

 

手堅く無事に、勝ち星を積み上げてここまで来ただけに、残り3日を何事もなく過ごしてほしいと願わずにはいられません。

 

 

 

 

霧馬山も3場所33勝ラインの、10勝目を今日決めましたがそれと同時に貴景勝のあと1勝が遠のいて、来場所が新旧大関の入れ替わりの場所となりやしないかと一抹の不安も感じる残り3日です。