十二日目 稀勢の里追い風プラス5メートル | 行司のブログ

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平成29年 初場所 十二日目

 

 

 

 

【引率】

ざわざわ。

 

 

拓郎「はやく並んでー。」

 

 

 

拓郎「私語やめてー。」

 

 

 

 

拓郎「サッサという事聞かないと、もう土俵に連れていかないぞ!」

白鵬「ス、スミマセン・・。」

 

 

 

 

行司が先導なら、呼び出しは引率か。

 

日馬富士や鶴竜の休場で支度部屋をあっちこっちと移動したらしいですね。

 

白鵬自体は特に大変でもなかったかもしれませんが、周りの付け人は右往左往とご苦労様です。

 

いつものタライも忘れずにお引越し先まで持って行けたでしょうか。

 

 

 

 

さてもうクローズアップされることは決して避けられない稀勢の里。

 

今までのように下位に星を落とすことはもう許されません。

 

 

【抱擁】

勢「・・・あぁ~~。」

 

 

 

 

勢「とうとう・・・ここまで来たのね。」

 

 

 

 

勢「キセ・・・・・・。」

 

 

 

勢「負けないでっ!」

 

 

 

負けないで

 

もう少し

 

最後まで走り抜けて

 

どんなに離れてても

 

心はそばにいるわ

 

追いかけてはるかな夢を

 

~ZARD 負けないで~

 

勢がキセを見つめているかどうかは別として、改めて脳内再生してみるとZARDのこの曲は素直ないい曲ですね。

 

今の稀勢の里にぴったりじゃないですか。

 

これ以外の曲は見当たらないくらい。

 

NHKにtomorrow songを尋ねられたらこれだと言いなさい。

 

 

 

 

しかし稀勢の里の後ろをピタリと追走するのは、他ならぬ大横綱白鵬です。

 

 

【ハンドパワー】

白鵬「ふんっ」

 

 

 

フワッ・・・。

 

 

 

・・・ドタ。

白鵬「・・・!」

 

 

 

白鵬「・・・・・ハンドパワーが減ってる・・・。」

 

 

 

もしかしたら若干ハンドパワーが減り気味のような気もしないでもない今場所の白鵬。

 

 

こりゃ稀勢の里、千載一遇のチャンスですよ。

 

白鵬が弱っているのかどうかは置いといても、白鵬以外のに横綱はいない。

 

不謹慎ですが明日の対戦相手の豪栄道も怪我。

 

そして、期待を寄せる力士になぜか呪いをかける52代までも休場!

 

この追い風プラス5メートルの状況の下、優勝しないでいつ優勝しますか。

 

陸上だったらこの状況は公認記録には認められませんが、運も実力のうちです。

 

こうなったら、ゴールまで走り抜けるのです!

 

 

 

 

そして琴奨菊。

 

関脇陥落が決まってしまいました。

 

今の力で出来ることをやった精一杯の12日間に感じました。

 

悔しい気持ちももちろんたくさんあるでしょう。

 

でもまずは残り3日間に気持ちを注ぎきることです。

 

そして怪我を癒して新たな闘志を胸に、来場所に奮起し力の限りを出すことが何よりも大切だと思います。

 

渾身のがぶり寄りが九州を熱くしてくれる力士です。

 

それは大関だろうが関脇だろうが地位には関係ありません。

 

残り3日間、頑張れ!琴奨菊。

 

 

 

 

 

 

 

 

明日の取り組み相手の豪栄道が今日の取り組みで足を痛めたようです。

 

そもそも腰を痛めていた上に足までというのは大変心配なのです。