日千葉へ旅行に行っていた母からお土産があるので取りに来て!と電話がありまして、母の話によれば、「お風呂に入れるととてもよく温まるんだって、ラジウムだったかな?ちょっと忘れたけど、あと魚も買ってきたから」とのこと。

え?ラジウム?魚?ふーむ、ま、いいか、会えばわかるでしょう。

翌日実家を訪ねると母が買ってきたのは案の定ラジウムなどではなく麦飯石でした。そうですよね。
麦飯石って日本では岐阜県の白川町黒川という場所が唯一の産地とかなんとか…確か旅行先は千葉って言いましたよね?いろいろと突っ込みたい気持ちを抑えて母のラジウム改め麦飯石の説明を聞く。
おとぼけ過ぎるけどこれも寒がりな私の為に買って来てくれたのだから親というものはありがたい。


これが麦飯石




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余談だけど途中で実家の電話が鳴ったので私が出ると、叔母(母のお姉さん)からでした、この叔母がまた私の母の倍以上のおとぼけおばさんで会話に出てきた親戚の名前が少しずつ違っているとか、ホカロンのことをポッカーカイロと言ったりとまあ、めちゃくちゃなんだけど、これはボケたわけでもなんでもないのです。なぜなら若いころからずっとこうだから。
なんせ自分の娘の名前まで「~美」で終わる名前なのに常に名前の終わりに「子」をつけて呼んでいた。
私はなんで始めから最後に「子」のつく名前にしなかったんだろうと長年不思議だったのですが、叔母に遠慮して今までそれについて聞いたことはなかったけど、もしも叔母の臨終に立ち会えたら最後に聞いてみようと思っている。「まみこちゃん、それはね...がくっ!!」「お、おばさーーーっん!!まみだよ、まみこじゃないよーーーっ、で、なんでーーーっ」ってなるのだろうか。
ある時は叔母が母と一緒に電車に乗った時、向かいの席の下に緑色の光る石のような物が落ちているのを見つけ、母に「あれルビーじゃないかしら?拾ってくる」といって止めるのも聞かずに拾って戻ってきた叔母。
座席に戻り開いた叔母の掌にはアメ玉がのっていたそうで、母は笑いをこらえるのに必死だったと家に帰ってきてから話してくれました。
笑わそうと思ってやってるのかと疑いたくなるのですが、普通は電車の床に落ちているベタベタなアメ玉を素手で拾ってまで笑いを取りたくはないでしょう。その後トイレで手洗ってたっていってたし。
とまあそういうお姉さんのいる母のことだから麦飯石とラジウムを間違えても大したことではありません。字面も発音も全然似てませんけどね。

あら?
今日は麦飯石の話の予定がおとぼけおばさんの話になっちゃいましたね~

こういう母や親戚のいる私だからどんなに辛いことがあっても悲壮感がでないし楽天的でいられるのかな?
ちょっとずれてる母だけどずれてるくらいがいいのかな?


麦飯石はお風呂に入れて楽しんでおりますが、気のせいかもしれないけど温かさが長持ちしているような...??






本日も最後までおつあいくださいまして、ありがとうございました!


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元プロレスラーで元膠原病患者で現在治療師のブログでした!

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