治療に関しては私は運が良いのか非常に良い先生と出会うことが何度かありました。
プロレスラーをやっていたため腕のよい先生と出会う機会に恵まれたと言ってよいのかな?
プロレスラーは怪我をしても翌日も試合があるためにすぐに治してくれるような先生が必要です。
病院へ行き「1週間安静です」なんて言われても守るようなプロレスラーっていないと思います。
でも私の場合はプロレスによる怪我ではありませんでしたから肩や首など痛めてる部分はよくなっても全体的な体調はよくならず。
これもまた決定打になりませんでした。

原因不明の体調不良のとき、私はあんま指圧マッサージ師の専門学校へ通っていましたが、
通い始めてすぐに体調が悪くなってしまったので他人のマッサージどころではなく、
しかも始めの頃はリウマチのような症状があり手の指がこわばって手首も痛くてこれはもうマッサージ師の免許を取っても無駄なんじゃないかと思ってました。

慢性疲労のような状態でしたので授業中はずっと寝てるしテストでも赤点ばかり。
3年後の国家試験に合格したときはクラスメイトが皆驚いたものです...
ていうか、授業中寝てたのは慢性疲労のせいだけじゃないけど!(笑)
午前中は専門学校へ通い、午後はトレーニングにバイト、プロレスも続けていたので試合がある日もあったりして、しかも夜にはきちんとお酒を飲みにも行きました!ダメじゃんね~
考えてみたら慢性疲労にもなるわな(笑)
そして専門学校2年目にプロレスラーとしてはまともな試合をするのが難しくなってきたのでプロレスを引退しました。
そして引退の翌年(平成8年)、なんとかあんま指圧マッサージ師の免許を取得して整形外科のリハビリ室で働くようになりました。
整形外科が忙しかったので夢中で働きましたがはた目にも具合が悪そうだったみたいです。
その頃働いていた整形外科のすぐ近所に住んでいた現在の温灸の師匠の当時の一番弟子のT先生に出会いました。
働いていた病院の近くの道を歩いていた時に顔は知っていましたので挨拶すると、
「あなた、顔色悪いわねー」って患者としてスカウトされたとでも言いましょうか?(笑)
それで実際藁をもすがりたい状態だったので半分あやしいなと思いながらもT先生の師匠、今の私の師匠の所へ治療を受けに行きました。
実際に治療を受けたらとても自分に合っていたようで体調も通うたびに上向きになり、
私が治療師としてやるのも温灸ならばマッサージと違い指もあまり使わなくてすむので出来るかも?
と思い弟子入りをしたのです。
そして弟子入りからいつのまにか17年がたち、今まさか自分が治療院をやってるだなんて...
ちなみに現在は指もよくなり温灸を受ける前に出来なかったグー、指がこわばっていたので手が握れなかったのですがちゃんと握れるようになっています。マッサージもやろうと思えばやれます。

もしあの時T先生に道で声をかけられなかったら今ごろ私はどうなっていたのでしょう?
そう考えるとT先生は恩人です、でもT先生はすでに亡くなられてしまっています。
思えば私が出会った他の素晴らしい先生も2人も亡くなられています。素晴らしい人に限って早くに亡くなることってありますよね。ってことは...ブツブツブツ...


皆さん今日もお読みくださいましてありがとうございました!

元プロレスラーで元膠原病患者で現在治療師のブログでした!


まことマッサージ治療院


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