安井仲治写真展 東京ステーションギャラリー開催中 追記あり
安井仲治写真展が、2024年2月23日から開催されていて、4月14日までです。
展覧会場は、東京ステーションギャラリー。東京駅の北口です。
3月3日に観覧に行ってまいりました。
先行して名古屋、兵庫県で開かれていたんで、えっ東京はパスされてしまったのか・・・・とがっかりしていたんですが、良かったです。
全てではありません。ごく数点をここにコピー掲載いたします。
一番上の女性の写真はサーカス団員ではないかと思いますが、タイトルが付いていない写真。
追記1 会場展示の同写真タイトルは「サーカスの女」でした。
二番目は有名な「メーデー」。三番目は「凝視」、どうやってこんなものを撮ったのか不思議でしたが、鉄塔は二重焼きなんだそうです。いやいや二重露出なのかも・・・・。
追記2 鉄塔は幾つかの鉄塔写真を顔に二重焼きでした。ネガべた焼きも展示されていたので分かりました。
安井仲治は大正時代1903年生まれ、若くして1942年に亡くなっています。安井洋紙店のご長男。
たしか堺市の洋紙店ではなかったか・・・・。
追記3 船場の洋紙店でした。会場プロフィール説明文にて分かりました。
アマチュア写真クラブに参加されていたようです。
▼この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
近代写真の金字塔。「安井仲治」を知らずに日本の写真は語れない!
日本写真史において傑出した存在として知られる安井仲治(やすいなかじ/1903-1942)の20年ぶりとなる回顧展を開催します。大正・昭和戦前期の日本の写真は、アマチュア写真家たちの旺盛な探求によって豊かな芸術表現として成熟していきました。この時期を牽引した写真家の代表格が安井仲治です。安井は38歳で病没するまでの約20年という短い写歴のあいだに、驚くほど多彩な仕事を発表しました。その作品は同時代の写真家をはじめ、土門拳や森山大道など後世に活躍した写真家たちからも掛け値なしの称賛を得ています。
写真はこんなにも自由なんだ!
多彩なバリエーションとインサイトが光る、安井の代表作が集結
安井はさまざまな被写体にカメラを向け、多岐にわたる技術や表現様式に果敢に取り組みました。しかし、それらの写真は世界に対する透徹した態度と感受性に貫かれています。なんでもない景色のなかに“世界の秘密”を発見した驚きと興奮。小さく、醜く、一顧だにされないものにさえ注がれる慈しみのまなざし。安井が「見たもの」に思いを馳せ「見せたもの」に浸るとき、私たちの内にはさまざまな思考と感情が去来することでしょう。安井の写真には100年の時を超えてなお私たちを惹きつける魅力があるのです。本展は200点以上の出展作品を通じて安井仲治の全貌を回顧するものです。戦災を免れたヴィンテージプリント約140点、ネガやコンタクトプリントの調査に基づいて制作されたモダンプリント約60点のほか、さまざまな資料を展示。安井の活動を実証的に跡付け、写真の可能性を切りひらいた偉大な作家の仕事を現代によみがえらせます。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2024年2月23日(金・祝)~2024年4月14日(日) |
---|---|
会場 |
|
住所 |
東京都千代田区丸の内1-9-1 |
時間 |
10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
月曜日 |
観覧料 |
一般 1,300円(1,100円)
|
TEL |
03-3212-2485 |