Sachal Studios' 「Take Five」 パキスタン伝統音楽楽器によるジャズ | 群青

Sachal Studios' 「Take Five」 パキスタン伝統音楽楽器によるジャズ

とてもユニークだと思います。

ジャズですね、これ。どこかで聴いたぞ・・・と思う方は多いのではないでしょうか。

ジャズの『ティクファイブ』です。
1959年にニューヨークで収録されていた曲。そして長い間、色んな場面で数え切れないほど演奏され続けたジャズ曲です。
なんだか、ちょっと面白い感じ・・・・。

 

1987年には日本の武田薬品アリナミンのドリンクのCMにも使われていたそうですが、自分はとんと記憶ありません。

 

 

 

 

 

パキスタンは、イスラム国となった後に音楽を抑制してしまい、伝統音楽も廃れてしまったとのことです。

これに危機感を持つ伝統音楽を守ろうという音楽家達が、世界の音楽家達と協力し、ジャズ名曲をアレンジして、新しい音楽を作っていこうとしたそうです。
上の演奏では、伝統音楽の楽器演奏を取り入れています。
そしてニューヨークのジャズコンサートに招聘されるに至ったというのですから、大成功だったのだと思います。

伝統楽器タブラとジャズドラムが対決するかのようにアドリブを繰り出す場面は、盛り上がったのだと思います。
組み合わせればいいというものではなく、演奏の実力が勝負だったようです。
けっこう面白いジャズでは無いでしょうか。