組織委元職員が語る 3兆円に膨らむ五輪費用の実態は【報道特集】7月10日
緊急事態宣言下での東京五輪。飲食店からは怒りの声が。開催経費は当初の見込み7000億円から膨れ上がり3兆円超に。なぜ膨れあがるのか?実態を組織委元職員が証言。 (2021年7月10日放送 報道特集)
組織委員会の元職員が音声を濁して話しています。
ご覧下さい。
飲食店が閉店せざるを得ないこの状況。時短要請を破って8時以降も含む通常営業へと切り替えざるを得ない実際が報道されている。
コロナ感染については、「指数的に増加する速さが問題」、「コントロールで来ているのかどうかが大事な指標」・・・とは京都大学アィルス・再生科学研究所准教授の古瀬さん。
19分50秒あたり。組織委員会元職員の取材。
「どんどんとオリンピックの経費はかさんでいくのだと」。
五輪招致段階の予算は7340億円。それが、4倍強の約3兆円まで膨らんでいる。
IF(国際競技連盟)の各競技場に設けられた専用ラウンジに莫大な費用がかけられているのだという。
「IFの会長が皆様をおもてなしするところがある」、「お酒はこうだ、食事はこうだ・・・と色々云われるが、IF側が言ったものが全て購入される」、「しかもそれが非常にハイスペック」、「たかだか1時間2時間しかいない部屋に、非常に高価な調度品が、そのためだけに準備されて、お茶を入れる専属の人がついて、かなりハイスペックなイベントがオリンピック」
そうだったのか・・・と、自分はかなり驚いた。
王侯クラスの処遇をやるために、法外なカネをつぎ込んでいた・・・とは。
「お・も・て・な・し」とは、この事だったのか。
自分としては、トライアスロン参加選手のために、東京湾奥ではない綺麗な水の会場を人工的に整備するのに巨額を注ぎ込んでいるのであれば、日本国民の一人として許容したいと思うが、王侯貴族のご接待に注ぎ込んで巨額化していることには、反感を覚えざるを得ない。
また、こんなご接待が要求されるのであれば、とてもじゃ無いが、世界の新興国では五輪を招致することは出来ないと思わざるを得ない。