鼻からセロハンテープが出てきた今日この頃、皆さまいかがお過ごしでせうか。
 
 一昨日はまだ夏かいなと思うほど蒸し暑かったですが、今朝自宅を出るとき、なんだか、ようやく秋を感じました。少しひんやりと感じる朝の空気に、やがて舞い散るであろう街路樹のうすい緑に。
 
 お部屋は北向き くもりのガラス
 うつろな目の色 とかしたミルク
 わずかな すきから 秋の風
 
 秋の国民的定番ソング「ちいさい秋みつけた」を口ずさみながら「ああ、秋だ。しかし暗い歌詞だなぁ。しかも、なんで2番を歌ってしまうんだろう」と思うものであります。
 
 さて、先週から催事に出店しておりました「味の特選会」@新宿髙島屋ですが、10月3日㈫をもちまして無事に終了し、出向していた当店の営業部長、「わしゃあこの体に刻まれた傷が疼く度に逃げ遅れた仲間のことを思い出すんよ」の口癖でお馴染みの池本康博(36)が帰ってまいりました。同時出店業者の方々にも恵まれ、髙島屋担当者さまのご尽力のもと、久しぶりの新宿のお客様とも再会できた様子で、とてもうれしそうでした。ありがとうございました。
 
 ちょいと脱線しますが、前回 新宿髙島屋さまにお邪魔した際、池本の「人生で三本の指に入る」ほど恥ずかしい出来事があったそうなので、お話したいと思います。そして皆さまに公表することにより、四本目の指を折ろうと思います。  
 
 新宿でのお仕事の際、池本は鳥越の店に寄ってから、社長と一緒に荷物を持って、配達しながら新宿まで車で行くこともあるのですが、その時は納品もなく自宅から直行、胃腸の弱い池本は新宿駅に着くなりトイレに向かったんだそうな。男性用トイレの「大」コーナー満室のため、もはや「駆け込み乗車」状態だった彼は「アカン!ワイは胃腸パラリンピックの日本代表や!こいつぁ東京大会までもたへんでぇ~~!」と、マナー違反を承知で「だれでもトイレ」を使用、便座に座り「池本爆弾」を投下しました。
「ふう、間一髪やで。。。ささ、長居は無用や!藤浪も三振取ったらさっさとマウンド降りるしな」と独り言ちたところで、「だれでもトイレ」の自動ドアがジワリジワリと開いていくではありませんか!ドアの向こう側では、熟年女性が池本の姿に気づき、慌てて「閉まるボタン」を連打していましたが、ここは「だれでもトイレ」、ドアの開閉はとてもゆっくりです。
 
 池本「イヤァァァーーーー!!見ないでーーーー!!!」
 
 「ゴメンゴメンゴメン!!!あーーーたたたたたぁ!」
 ケンシロウのように「閉まるボタン」を連打する女性、
 
 「見ないでぇぇぇーーーー!!!!!!」
 ズボンをおろしたまま内股でドアに近づき、内側から高橋名人の如く「閉まるボタン」を連射する池本。
 
 ゆっくりと開きゆくドアを境に、両者(片方は下半身裸)一歩も譲らぬ「閉まるボタン」の打ち合い。想像しただけで目頭が熱くなります。
 
 つーか鍵閉めろよ    
 
  という、脱線の池本辱め話でした。ありがとうございました。
 
 ↓鳥越に戻り、恒例の「おかず横丁 さんま祭り」でさんまを焼く池本の図{3CD017FD-20EA-420F-8DEB-6C4F540D656F}
 
 
 
 それでは皆様、鳥越で「開けるボタン」を連打して、ご来店をお待ち申し上げます。
 
  本日 夏川でした。