初めて行った弁当屋さんで「いつもありがとうございます!大盛りにしときますね~」と言われた今日この頃、皆さまいかがお過ごしでせうか。
さて、先のブログでもお伝えいたしましたように、我々は5月24日から名古屋髙島屋~渋谷東急東横店~鳥越まつり~横浜高島屋~大阪髙島屋と、ペロペロペロリーンとぶっ続けでお客様に味噌とお漬物を提供し続けさせていただいておりましたが、先週、社長と夏川が大阪から戻り、健康のウチに全ての催しを終えることができました。些かの疲労感はありますものの、沢山のお客様ひとりひとりと向き合わせて頂き、充実した日々を過ごすことができました。お越しくださいましたお客様、本当にありがとうございました。
そしてこれからは、お中元の配送がたくさんございまして、なかなか忙しくさせていただいておりますが、少し手を休めて久々に更新させていただきます。というのも、大阪のお客様より、「最近ブログの更新サボってるわね」と温かい励ましのお言葉を賜りましたこと、そして当店スタッフの生命が維持されていることを改めてお伝えせねばと、PCに向かっている次第でおます。
長い出張販売の期間にも、色んなことがございました。
ひとつひとつを挙げればキリがないので、今回は渋谷・東急東横店での帰り道のお話です。
東急東横店は渋谷駅直結ということもあり、連日夜21時までと、他店より長い営業時間となっております。閉店後の後片付けをして、電車に乗って自宅まで帰りますと22時を回ってしまいますので、基本的に渋谷で食事をしてから帰っていました。その日は渋谷の名店「鳥竹」さんで焼き鳥に舌鼓を打ち、ほろ酔い加減で渋谷駅に向かっていると、井の頭線近くで水晶玉を宙に浮かせている人がいるではありませんか!ほろ酔いの私が近づかないはずもありませんでした。
夏川「お兄さん、いったいどうなってるんですか?」
いわゆる「メンタリスト」であるという彼、ここでは仮に「M」さん、としておきませう。
M「よかったら見ていきませんか。お金は頂きません」
私が鼻息も荒く頷くと、Mさんは慣れた手さばきでトランプを切り始めました。そして一枚ずつ、表を向けてカードを5枚ほど置いていき、気になるカードを一枚だけ、心の中で選んでくださいとのことで、私は心の中で「ハートの11」を選びました。
M「それでは、心の中で思ったカードに、サインをしてください」
私は渡された黒のマジック・ペンでハートの11のカードに「なつ」とサインをし、またトランプの束の中に戻しました。Mさんは先ほどの手つきでまたトランプを切り、台の上に置いて指をパチンヌと鳴らし、一番上のカードをめくると、私がサインを書いた「ハートの11」でした。「おおー」と感心はしましたが、こんくれぇてぇしたこたぁねぇや、もっとすごいもん見せたらんかいと思っていました。
M「それでは、そのカードを折り曲げてください」
私は言われるがまま、「なつ」とサインをしたハートの11を折り曲げ、またトランプの束の中に戻しました。ハートの11は折り曲がっているので、どこにあるのか一目瞭然です。確かに、そこにハートの11はある!と確認いたしました。
M「お兄さん、少し手を貸してください」
私が左手を差し出すと、Mさんはその上にトランプの束を置き、私の右手でふたをするように言いました。そして、トランプを持った両手を振るように指示しました。何かドッキリがあっても大丈夫なように、確かにこの目で見て、この両手の中に、トランプの束はある、という強い確信を持って、手を振り続けました。
M「あれ?お兄さん、少しトランプが軽くなってませんか?」
夏「いいえ!まったく!」
M「そうですか?ちょっと確認してもらえませんか」
夏「まあいいですけど。。えっ、、うわーーーーーーーーーー!!!」
確かに私の手の中にあったトランプの束が、透明の板に姿を変えていたのです!!!
夏「なんで、、、なんでやーーーー!!!確かにワイの手の中にはトランプがあったんやでぇ!!!!」
M「サプライズ!」
夏「うそだぁ!こえーーーーーーー!!!!」
M「お兄さん、ビックリして喉が渇いたでしょう?そこのコンビニでお茶買ってきてあるんで、よかったらどうぞ」
そういってMさんが「お~いお茶」を差し出したのですが、
M「あれ?ちょっと待ってください?なんだコレ」
夏「なんだコレって。。。ゲェェ――――――――――ッ!!!!!!」
Mさんが差し出した「お~いお茶」のペットボトルの中に、なんと先ほど私が「なつ」とサインを書いた「ハートの11」が入っているのです!!
夏「なんで、、、なんでやーー!!!ワイが先ほど黒いサイン・ペンで『なつ』とサインを書いたこの世で2枚とあるはずのない『ハートの11』が、なんでコンビニエンス・ストアで買ってきたばかりの『お~い お茶(緑茶)』の中に入っているんやぁーーーーー!!!」
M「サプライズ!」
夏「あかん、、、完全にワイの負けや!お兄さん、気持ちよう持ってってやーーー!!!」
完全にメンタルをやられた私は、お金はいりません、と言われたにもかかわらず、1000円置いていきました。
↑興奮のあまりもらってきてしまった「ハートの11(サイン入り)」が入った「お~い お茶」の図
