暦の上では立春を過ぎたってぇのに、こう寒くっちゃあにっちもさっちもいかねぇ今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、先日3日は節分、全国で味噌の主原料である「大豆」が大活躍の一日でしたが、皆様マメはまきましたか。
邪気を払い、福を呼び込む豆まき。本来、「節分」とは立春のみならず、立夏・立秋・立冬すべての前日を指すものでありますが、室町時代あたりから立春の前日のみをさすようになったそうな。寒さ厳しい冬を越え、「春」を迎えるということは新年を迎えるに等しいほど重要なことだったようです。また、季節の変わり目には邪気が入りやすいと考えられており、節分に「魔を滅する」力があるとされる大豆(マメ=魔滅)を撒く習慣が根付き今日にいたるとかなんとか。これがホントの「豆知識」←節分に6000万回くらい言われてそうでございます。
さて、当店でも閉店後、しっかり豆まきをしました。
今年は年男のワタクシ夏川(24)が代表して撒きました。
元気よく、「ふくはーーーうちーーーーー おにはーーーーそとーーーー」
と豆をまきましたら、何故か当店スタッフみんなが拍手してくれました。なんだかシュールさを感じたものです。
豆まきの後は、こちらも節分恒例「恵方巻き」を頂きました。
海苔巻き部におみくじが付いていました。
これまた微妙な「中吉」
「兄ちゃんよ、人間金持ち過ぎても貧乏すぎてもいけねぇ。とんかつ、とんかつをよ、好きな時に好きなだけ食べられるくらいになりなよ。それが金持ち過ぎねぇ、貧乏すぎねぇ、丁度いいってなもんだ」
とは、渋谷・恋文横丁「とんかつ大王」の大将のお言葉でございます(『美味しんぼ』より引用)。
なるほどごもっとも、中吉くらいが幸せなのですね(とんかつ食べ放題だから)。
さてではこの春も、腹いっぱいとんかつを食べられるように頑張ってまいります。
本日 夏川(36)でした。

