始発電車で寝ていたら「ここは女性専用車両ですよ!キィーッ!」と起こされた今日この頃、皆様いかがお過ごしでせうか。


 突然ですが、今日は少し真面目に「味噌」という漢字についてお話させていただきます。


味噌の「味」の字は、「あじ」ですので良く見かけるかと思います。


ところで「噌」の字です。「味噌」以外に使われることはまず無いかと思われます。


右側の「曽」の字には、「にぎにぎしい、さわがしい」などの意味があります。


おいしいお味噌を、口に入れたときを想像してみてください。


甘み、塩気、ほのかな酸味が感じられ 手塚作品の象徴である モブ・シーンのように様々な味が口いっぱいに広がり 正に「にぎやか」になります。


「口」に「曽」、味噌には実にシックリくる漢字なのです。


ちなみに「酢」や「酒」など、醸造品に含まれる漢字「酉」、コチラは「ゆう」と読みますが

壷の中に液体が少し残っている状態の象形文字だそうな。味噌も醸造品の仲間ですので、この「酉」の字を含ませるべきであったという話もあります。確かにそんな気もします。


今回は少し話が固めでしたが、私がインドの山奥で修行していた時に 偶然発見した文献に書いてあったのでここに記させていただきました。


本日 夏川でした。