19位 ヴェンガーアルプ 父リアルスティール 母ヴェイパーウェイヴ 杉山晴厩舎
杉山晴紀調教師。今やリーディングトレーナーの名を欲しいままにし、今年もロブチェンを擁しホープフルS、皐月賞を制覇し、そして遂にはダービー制覇まで成し遂げた名伯楽です。
しかし近年の杉山晴紀厩舎のG1級・重賞級のラインナップ(デアリングタクト、ロブチェン、ジョバンニ、サトノシャイニングなど)は、POG本を普通にめくっているだけでは「1位入札」はおろか、下位でもすくい上げるのが極めて難しい馬たちばかりです。だからこそ、あえてその「盲点」を突く、陰謀論めいた情報格差(アシンメトリー)からお宝を掘り起こす作業こそが、「自称・POG(こじれ)上級者」の楽しみで、毎年寧ろこんな妄想をしている時間が一番楽しかったりします。指名候補馬のプロファイルは、まさにその「杉山ハルキスト」にしか辿り着けない、最高に香ばしい(褒め言葉です)要素が詰まっています。
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POG本と公式メディアの奇妙な「ねじれ」: POG本では存在が隠蔽されている(あるいは間に合わなかった)かのような扱い、赤本の「(栗)」表記という不穏さ。それなのに、グリーンチャンネルやJRA-VANという「ガチ公式」では映像・画像付きで元気に坂路を動いているというギャップ。この情報統制(?)のズレこそ、隠れた名馬の初期症状です。
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血統面での魅力:父リアルスティール、母父サトノクラウン、そして祖母がドゥラメンテの同血という2015年クラシック組の見事なマリアージュ。
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馬体のポテンシャル: 四肢が長く雄大なフレームでありながら、バランスを崩していない。杉山晴紀調教師の「動かして良さが出る、芯のある馬を見抜く目」に叶った証拠と言えます。
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激熱の「ロブチェンライン」: 杉山晴紀厩舎×フォレストレーシング。これだけでお腹いっぱいです。
しかしその最強ラインを唯一明示してくれていた〇本が、去年肝心のロブチェンを「友道厩舎」と盛大に誤植(?)していたという、まさかのトラップ。一番信じたいソースが一番ガバガバという、POGの神様が仕掛けたような美しいオチです。しかし、その「青いトラップ」を笑い飛ばせるだけの確かな動きがグリーンチャンネルの坂路で確認できているなら、中二病的な直感は正解へと向かっているはず。
誰も気づいていない(基本誰にも気づかれないで終わるけど)間に、リーディングトレーナー×新興有力馬主の黄金ラインを、ステルス性能抜群のまま指名する。これぞPOGの醍醐味です。この「隠し玉」が秋か冬、あるいは来年の春に大爆発してくれることを祈ります。