諸君、ご壮健かな。
さて、やってきたのは。
かつて長野県岡谷市は絹糸の名産地であった。そのためこの地へ就職する女工たちが、越えた難所が野麦峠である。
蚕様の石碑。
シャア!「マドモアゼル、マンホールカードあるかね?」
女子兵士「どうぞー」
フフフ…。
ひとりでニマニマしていると…。
女子兵士「シルクカードいります?」
シルクカード!?
ほほう…。
女子兵士「シルク束のラベルをカードにしました」
何でもカードになるな。
裏はあまり関係ないけど。
女子兵士「博物館、見て行きますか?」
シャア!「お、オウ…」
このタイミングで断れたら、勇者だ。
蚕をお湯で茹でてほぐしていく…。
最初に蚕のサナギの糸を解いて高級生地にした人。尊敬する。
そして機械化。
生物がモノとして扱われる。しかしそれは蚕だけではなく。
人間側も。
8時間睡眠はいいけれど、起きてすぐ働いて、ご飯は10分間。12時間くらい働きっぱなし。毎日こんな生活。
私なら発狂する。
しかし。
くらげと蚕掛け合わせて光る絹を開発って。
どうやってかけあわせたのかわからん。