諸君、ご壮健かな。
松本といえば。
松本城!
…なのだが。私の頭の中は、ふと聞いた未確認情報でいっぱいだ。それは。
松本城のそばにはガンダム好きが集まるカフェがある!
その情報が気になり。
綺麗だな、黒塀…。
おっと、いかん!心ここに在らずは、松本城に失礼だろう!
気合いをズビズバ入れて、潜入だ。
歴代城主。
元々は小笠原氏の支城で深志城と言ったが、武田氏が長時を追い本城を破壊、ここを拠点とした。しかし武田が滅び、長時の子の貞慶が戻ってきたが石川氏に代わり…。
まあそれだけ重要な拠点だということだ。
↑投げた
潜入。
何度か来たが、やはり一番に目に入るのは。
宇宙ツツジ。
あまりにも機動戦士っぽくてキャッチーなのだが、向井千秋さんと宇宙ステーションに行ってきたそう。ふーん、だな。
さあ、リング入城。
やはり天守が現存する数少ない国宝だけあり、戦時の施設はそのまま残る。たとえば。
石落。
城壁をよじ登る兵に石を落とすばかりか、熱湯のみならず煮えたぎった油をぶっかける、何とも恐ろしい!戦争反対!
昔は女性たち戦時に備えて作っていたという火縄銃の弾。
このような鈍い球が身体に飛び込む。考えただけでもウリィィィ!だ。
天守の最上階から見下ろす。
ここで攻め込まれた城主はどのような気分であろう。堅城の安心感か、死の使者たちが群がる絶望感か。
その答えは上を見るとわかるのかもしれない。
二十六夜神を祀る祭壇。
栄枯をすがる神を常に頭上に抱く。常にした隣り合わせの武士たちの心が、これに透けて見える気がした。
そして、明治時代に入ると。
城は放置され荒廃。
地盤が軟弱物…もとい軟弱化して傾き倒壊の危機に。市民運動で再建されたが、姫路城など他の城も含め、あまりにも扱いがぞんざい。
時代に取り残された、横浜ドリームランドのような哀しき存在なのかもしれん。
そして。
最後に異様に開放的な部屋に。
何でも戦国時代も終わった江戸の世、時の将軍・金正男じゃなかった、徳川家光をもてなすために増築したという。
まあ殺伐とした石落だらけの天守では、流石に寛げないからな。
さあ。
さあさあさあさあ!
時はきた!
ついにやってきたこの時間。
ガンダム重篤患者が入院するというカフェ。
↑表現が悪化
いざ向かわん!