諸君、ご壮健かな。
静岡駅近辺のマンホールを探してみる。下向き加減でウロウロする様、ジオンの偵察部隊のようでどう見ても怪しい。
お?AED!?
救急部隊を表しているのか?この辺りは飲み屋が多い、夜は瀕死の重傷兵(のんだくれ)が多く発生するのか。
そして旅の最初に手に入れたマンホールカードのアオイ柄↓
あ。
少し違うな。
例えていうならスライムとスライムベスのような。似てるけど色違い。
さらにいくと。
もはや間違い探しのレベル。これもゲーム感覚なのか?塗り間違えたのか?
今川義元マンホール!
信長に討ち取られた無念からか、左目からは涙が溢れる。それとも工事現場の機材の下敷きになっている悔しさか?
さあ、さらに歩くと夜の帳が下りる。我らが立ち寄るのは。
青葉おでん街。
なんと良き雰囲気!
夜空のもと、ここだけがぼんやりと明るい光を放ち続ける。ここを一杯飲んでふらり、さらに一杯ふらり、結果いっぱい飲んでしまうこと請け合いだ。
この通りのエントランス部には。
シャア専用ザクと量産型、さらには白い悪魔まで!?
タミヤのマークにもこころが揺れて、ふらふらと引き込まれてしまいそうだ。しかし店内はすでに夏の虫で超満員。
そこで我らが中まで潜入すると。
ひよこ。
ガラガラでもなく、ギュウギュウでもない店内。いい、何もかもちょうど良い。
店員女子2人「いらっしゃいませー」
ハモった!
静岡おでんウマー!
濃口醤油を使っている、継ぎ足して煮詰まっている、黒ハンペン使っているから黒く見える…諸説あるがうまければそれでいい。
女子2人の明るい接客は心地よく、楽しい時間を過ごすことができた。これぞ地方都市の香り!
さて、心地よくなってきたところで。
あの聖地へ向かおう!
それは。
ガンダムバーUC。
↓かつての潜入記事
物凄く綺麗で、ここもまた良き戦闘員(店員)が迎えてくれた。日本の標準的よき接客、ここに極まれりなのであろうか。
イチロー「グルグル回るよ」
ハンドルが回る巨大キットを回すイチロー。我々はついつい笑ってしまう。よしよし、これから来る楽しき時間を連想させる。
いざ!
…。
あれ?
嗚呼…。
あの戦場が、いまや「ペゴパヨ」。何なのだ?これは…何が起こっているのだ!?
クゥ!名誉ある撤退か!
勃興し夢を見させて消えていく、儚き彗星のようなガンダムバーたち…。またここも過去の記憶と化していくのか!
しかし。
変わらないものもある。
ホームにこんな立ち食い蕎麦屋。見なくなったものだな!