諸君、ご壮健かな。
横浜駅西口。
横浜のサクラダファミリアと言われていた駅ビルがオープン、地下街も活気ある消費の先端地域だが。
少し離れると…。
これぞ戦場の香り。
動員兵、うずうずしないか!?
さらに少し行くと、突如オープンした。
巨大なイオンがある。
ここは少し昔まで、ダイエー(!)が残っていて…。
東日本大震災であたりが液状化になったことでも有名。
今でもながらなのか、この付近のアスファルトはガタガタ。そんな哀愁の地に立った巨大ビルヂング。私の情報によると。
新たなガンダムの聖地が誕生したという!
行かないわけにはなるまい。そういうわけで疲弊の極みの旧ザク(だるんだるんボディ)に鞭打ってやってきたというわけだ。
巨大で華やかすぎる…。
このような地に、本当に白い悪魔!赤い彗星!とか叫ぶ、少し頭がトンチキなガイズが集まっているのか!?
上る。
ほかに誰もいない。
この虚な時間。脇腹の奥がゴトゴト言いそうな寂寥感。たまらない。たまらなくトイレットにいきたい。
ぬう…。
6000名のモンスターガチャは終了。出来ないとやりたい。出来るとやらないと思うが。
ガンダムビルドファイターズの世界だ!
誰もいないのは、恐らく三次元から解脱し、二次元の渦に飲み込まれて行ったのであろう。恐ろしい…圧倒的ではないか!
お、なんかいる。
春麗?
すまぬ、私のテムレイ回路並みの脳細胞では、彼女の素性が全くわからない。
さらに空へと昇る。
うーむ。
うーむ…。
む?
感じるぞ。匂いだな。完全に哀戦士たちの放つ匂いが、私のオーラと共振を始めた!
↑なんか汚い
あ。
私は帰ってきた!
ガンプラの海に。
(つづく)