諸君、ご壮健かな。
ジョブ「シャア!さん、これ」
んんん?
宇宙戦艦ヤマト しかも旧作。
宇宙戦艦ヤマト2202の新作が11月にやるというのに、あえて逆行する男。まるで浜崎あゆみが、画像処理で昔の栄光を呼び戻そうがごとく、儚きロマン。
さて、目の前には。
世話女房タイプの投降兵。
そう、闇に隠れるがごとき愛しの珍獣だらけの「昭和を愛でる会」が、日光の下でBBQに集まった。似つかわしくない、でも酒をのめれば何でもいい。
ジュウジュウ。
デーン。
……圧倒的ではないか。
こいつが。
カメラをふいに構えても、さっと目線を入れる動員兵。そう、オサーンである私が目線を入れる手間を省こうとする人徳者、これが利便性の追求か。
そんな即身仏がごときオーラを放つ男の横で。
投降兵はパチンパチンと。
シャア!「貴様も食べたら……」
「食べてまーす、痩せちゃうからー」
……痩せていいんだぞ。舞の海のような体から、だんだん芝田山親方(通称スイーツ親方、または大乃国)に寄ってきているハッキョイ、貴乃花のとばっちりうけるぞドスコイ。
ナナイ「おいしそー!」
今のBBQは、こんなオサレアイテムもついてくる。昔のように、ひたすら肉肉ビール肉ビールじゃないのだ!コックテイルだのスゥワアーだの、なんだってあるのだ!
うーん、うまい……。
……。
ん?
即身仏がいだかれている!?
休火山のごとく、動かざること石ころのごとしだったスラッガーが、なんだか……。
ううう……。
ウワオゥ!
この後の惨事は誰も知らない。