横浜「生誕80周年記念 松本零士の世界展」は夢を裏切らない。 | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~
諸君、ご壮健かな。


さて昨日で終わってしまったが、横浜で開催されていたイベント。


お、車掌さん。

この気持ち悪いのか可愛いのかよく分からない、ボワーとしたキャラクターを産み出した男のイベント。


生誕80周年記念 松本零士の世界展。

宇宙戦艦ヤマトの重厚感を見るたび、かねがね惜しい。訴訟癖さえなければ、誰もに愛される巨匠となったのに。



しかし裏返せば、それだけ元気ということ。数々の昭和のスターが逝く中、彼の元気は我々オサーンに勇気をくれる。

ん?


おお、メーテルとハーロック。

鉄郎といば、土曜日のサイン会にはその声を演じた野沢雅子さんも飛び入り参加したらしい。

うーん、観たかった!

こんな素晴らしいキャラクターたちなのに。それはわかっているのに。


すいません、着れません。

そして原画やセル画を見る。松本零士先生の絵は、アニメになるとあんなにストイックで重厚なのに、漫画を書くとすごく人間味があるフワフワっとした絵になる。

あのキャプテン・ハーロックすら、どこか人間の持つチマチマした動きになる画風は、完璧な者などいないという、当たり前のリアルを突きつけてくる。


ところで車掌さん。

松本零士先生の名言「時間は夢を裏切らない」

……。
意味を教えてください。