[士官学校物語] ワニ夫、没落 | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~

※この記事は過去記事の再構成です



諸君、ご壮健かな。



若い。


そう、若い頃は誰にでもある。そしてあいつにも。

ワニ夫。

彼の話しはこの上なく不愉快なものだが、とりあえず乗り掛かった船。

語ろう。

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奇妙な集団。

シャア!、ビーチャ、乙、ハニー。

なにこれ?

ハニー「ワニ夫君のことだけどさ」
乙「あ?」

チンピラか?君は。

ハニー「私のアパートに来たの」
乙「!!!」

忙しいな、乙。しかし、突然核心に触れてきたな。

ハニー「私、夜にお茶飲んだの、そして朝に牛乳のんだの。めんどくさくてコップ洗わずに二個置きっぱなし」
乙「それで?」

乙、目がヤバいよ。高知?高相?なんだそれ。

ハニー「それを見てワニ夫君、男連れ込んだって激怒、ふざけんなって」


なにそれ?おのろけにもなってないのだが。


困惑する男三人。沈黙が包む。

それを顎がワニのような男が見ているとと知らずに。











(過去の士官学校物語 )