[コラム] 君は韓国のプラモデル「MUSARANGER」を知っているか? | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~

※この記事は過去記事の再構成です



皆さん、お元気ですか。



かつて、韓国で買ってきた謎のプラモデル。よくわからないこのキット、検証してみましょう。


まず、箱絵をみてみましょう。



限りなく、いい出来ですね。


見た目は完全に武者ガンダムです。ただ一つ気になるところがあります。そう、それは会社名が。


バンダイではなくAladdin。

韓国ではガンダムは一般名詞でロボットの意味。そう主張する人も多いので、デザインもそうなるのでしょうか。


もしかして全く読めませんが、意表をついて、ガンダムの権利を管理をする創通の公認なのでしょうか。わかりません。


横をみてみましょう。




鎧は外れるようです。


こうしてみると、完全に武者ガンダムのような気がしてきました。私はこのラインには全く知識がないので、全く分かりません。




ミサイルポン。


ミサイルが飛ぶようですね。



箱が折り畳み式です。へなへなで、気を抜くとつぶれてしまいます。


捨てやすいように、折り畳めるのでしょうか。コレクター願望を無視した、素晴らしいエコの思想です。



そして気になるもの。




「大賞」だけ漢字。


日本人もここだけは読めます。宇宙黒騎士の悪夢を思い出すと、我々を陥れる罠にも見えてきます。


完全に被害妄想ですが。




さて、ここまで.全くパチ物の楽しさが無い、当アイテム。中身は腰を抜かしてくれるだろうと、期待をして。



箱を開けてみます。



意外と普通です。


しかし、ここでふと違和感に気がつきます。

そう。


説明書が無いのです。


入れ忘れでしょうか。

そんないい加減さの期待は。




DSC_3787-1.jpg

あっさり、裏切られます。


箱の裏に説明書を描く手法、日本の某パチ物メーカーがよく使った手です。


なんともノスタルジックな気持ちになります。




ランナーのバリが粗いです。


ただ、部品自体は無事です。意外と質はいいようですね。



今回、韓国で手に入れたガンダムらしき模型。なかなかに、きちんとした出来で残念です。









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