※この記事は過去記事の再構成です
皆さん、お元気ですか。
さておひさしぶりのシリーズ、それは太陽系戦隊ガルダンから始まった笑撃の。
エセガンダムシリーズ。
※知らない人は → こちら
この異端児を産み出し、けん引役ともなったエセプラの王者メーカー。皆さん知っていますか?
その名は。
アリイ。
その風格ある王者がお届けするプラモを、過去に大阪で入手したので紹介します。
その名は。
ザ★アニメージ
超銀河伝説バイソン
宇宙移動型カプセルドームZ055
ドーム基地ハリヤー
以前紹介したバイソンの出撃する基地のようです。
それではまず、箱絵をどうぞ。
いい味出してます。
しかし、思うのです。
箱の右はじにいるパイロット。
正義の味方のはずなのに、裏道歩いていたら確実に職務質問されそうなこの顔って。
しかも証紙のロボット。これ。
機動戦士ガンダム、そのままなのです。
そう。彼らが活躍したのは、極めて牧歌的な空気が漂う、古きよき時代だったのです。
次に横をみてみましょう。
まずはこちら。
組み立て例のようです。
気になります。どうしても。
それは何かというと。
このキットより、ロボットとジオラマの方が目立ちます。
もはや主従関係が逆転。
そう、これはもはや。
エセプラ下剋上なのです。
NHK「鎌倉殿の13人」を先取りする、この感覚。悪くありません。いや、もはや快適です。
次に反対側をみてみましょう。
他のシリーズのようです。
いろいろと突っ込みたいのですが、特に気になるのがこれ。
宇宙空間のマシンにタイヤは要りますか?
空転するタイヤを想像し、私の頭も空転しそうです。
では開けてみましょう。
いいのです。
昔のプラモはこんなものなのです。
これで驚くようなら、今後エセプラの記事をみる時は、脱糞対策でおむつをした方がいいでしょう。アテントがおすすめです。
さらに説明書を開いて見ましょう。
まさかの色塗り後の撮影。
おそろしいです。
こんなキットに根性燃やして塗った匠の技。
萌えますね。
で、裏面。
こんなに簡単なのに。
なぜでしょうか。
全く作る気にならないのです。
心を沈める鎮魂歌のようなキット、すごい性能なのです。
さて、このキットは。
代々木アニメーションが監修したもの。
それもあり。
左側のものに色を塗って。
右側に重ねると。
なんでしょう、この虚脱感。
でも、残念なお知らせがあります。
まだ続きます。
このキットはなんと。
「ミニマンガつき」。
それを楽しみにビニールを破いてみましょう。
まさか、これが漫画でしょうか。
まさかそんなことないですよね。
残念ながらそのようです。
では気を落とさず、内容に目を移してみましょう。
でもその中でいちばん気になったもの。
コンピュータセンターとか。
コントロールタワーとか。
いらねー、と思ったのですが。
その前に。
これ、唐突過ぎてなんだかわからないんですけど。
こんなキットが売ってるのでしょうか。
説明がないところが暴力的でいいですね。
さて、最後に。
漫画の内容をみてみましょう。
1ページ目。
なんかが発進しました。
説明もなく急発進。
老人の運転する軽自動車のようです。
2ページ目。
地球側のバイソン軍を見つけたようです。
私は思い違いをしていたようです。
この基地は、地球侵略をもくろむギド帝国のものだったのです。
3ページ目。
バトルスーツ・モックです。
ピンチ!ギド帝国軍のピンチ!
突然、地球側の視点になりました。
襲われる、モビルスーツ・・・。
いや、間違えましたバトルスーツ!
死闘は続きます。
……。
こうして、漫画は唐突に終わるのです。
(過去のパチ物記事 )