先日群馬大学医学部敷地内にあります刀城会館で第28回 群馬県内視鏡外科研究会が開催されました。

私は今回当番世話人として準備から携わっており、なかなか大変でしたが無事開催できてほっとしております。

この研究会は群馬県内の腹腔鏡・ロボット手術に携わる外科・婦人科・泌尿器科といった診療科の医師が参加するもので、多診療科が参加する研究会というちょっと珍しい会ですが、もう28回目ということで歴史ある研究会です。

 

ここ数年コロナの影響でオンライン開催となっておりましたが、今回は久しぶりに対面での開催となりました。

そのため前半パートのドライボックスを使用した実技実習も開催し、若手のドクターがたくさん来てくれました。

 

 

また今回は国産の手術支援ロボットであるhinotoriの実機を設置して皆さんに体感していただきました。

トラックで乗り付けての設置で、雪がひどかったら来られないかもと言われていましたので、先日の大雪だったら危なかったところです。当日は天気も良く、無事に設置できてよかった。

  

 

後半パートの学術集会では外科領域から6演題、婦人科領域より2演題、泌尿器科領域から3演題の発表があり、活発な討議が行われました。

 

また最後の特別講演は、広島大学大学院医系科学研究科 腎泌尿器科学 教授 日向信之先生による「泌尿器科ロボット手術の最先端」のタイトルでご講演いただきました。

 

 

ダビンチおよびhinotoriでの高難度手術の動画を提示いただくとともに、今後の若手医師の手術教育の重要性についてお話されていたのが印象的でした。

 

やはり対面での研究会はいいなと思いましたね。

準備には当教室の藤塚先生、大津先生にもサポートいただきましたし、研究会事務局の方々にも大変お世話になりました。

とても感謝しております。

ありがとうございました。