さて、先日になりますが、第14回 日本泌尿器科学会群馬・栃木合同地方会(第88回 日本泌尿器科学会群馬地方会)が行われました。

通常は群馬地方会なのですが、隔年でおとなりの栃木県と合同地方会を開催しています。

いつもはよく知っている県内の先生のみですが、合同地方会は若手の頃はちょっと緊張の場でもあった気がしますね。

本来2020年に行う予定がコロナの影響もあり延期となっていました。

しかしながらまだ対面というわけにもいかず、ハイブリッドですが、ほぼオンラインでの開催となりました。

ただ、逆に参加者は比較的多くて、60-70名ほどが参加していたようなので、オンラインのメリットもあるかと思います。

 

内容としては盛りだくさんでしたね。

一般演題の他に、以前にも講演いただいた、吾妻保健福祉事務所長の武智先生によるWHOでの活動についての報告がありましたし、また今回は獨協医科大学を退官された深堀先生による特別講演がありました。

深堀先生はもともと群馬大学で講師をされていて、その後獨協大学准教授として移られた経緯があり、私が群馬大学に入局した時に講師としていらっしゃいましたので大変お世話になりました。

 

 

「私の研究」との題で講演いただきましたが、幼少のころからのリサーチマインドに驚きと納得の内容でした。医師ですけれども研究者という肩書の方がしっくりくるくらいの方だったと思います。退官されていますが、今なお研究がお好きなんだなという熱意の伝わる講演でした。

現在は高崎の真木病院に勤務されていますが、紹介状などいただきますと、非常に懐かしい気持ちになります。

 

さて、今回の優秀賞は公立富岡総合病院の須長理沙先生が受賞しました。よくまとまっており、落ち着いて発表されていましたね。おめでとうございます。

 

オンラインのメリットはありますが、早く通常通り対面での学会開催ができることを期待したいと思います。