先日京都にて第1回泌尿器癌局所療法研究会が行われ、参加してきました。




今回が第1回目の研究会ですが、泌尿器科領域で行われている局所療法ということで、小径腎癌に対する凍結療法やラジオ波、あるいは前立腺癌に対するfocal therapyやMRI併用の前立腺のターゲット生検などなど、様々な局所治療(あるいは診断)に関しての発表があり、なかなか興味深い会でした。


大きな泌尿器科学会総会などと違い、かなりこじんまりしていてマニアックな感じもしますが、将来的に高齢化社会を迎え、重複癌なども珍しくない昨今では、QOLを考慮した局所治療はますますニーズの高い治療なのではないかと思いました。




メインの会場は一つというのもいいですよね。どこに行こうか迷うことなく、ずっと座っていられるのはいいですねぇ。




ポスター発表および展示の会場です。

今回群馬大学からは周東孝浩先生が、

「当院における腎腫瘍に対する凍結療法の初期経験」

のポスター発表を行いました。


小径腎癌に対する治療としては最近部分切除がほぼスタンダードとなっていますが、全身状態などから、大きな手術が困難な患者さんも多いです。

幸い当院では凍結治療の対応が可能ですので、助かっています。

核医学科の先生が主に対応してくれており、心強い限りです。




学会前日から学会当日にかけて京都は雪でした泣雪だるま

かなり寒かったです・・・・。




周東先生と二人で、雪の京都で食事をしてきました。

古い街並みに降る雪は風情があってよかったですねぇ。


またこれからも頑張って行きましょう。。。にこ