本日第64回群馬地方回が行われました。


自分も単孔式手術のビデオ症例を発表しましたが、全部で11題の演題発表がありました。

そんな中での優秀賞は、、、


群馬大学泌尿器科 '元'医会長野村昌史のブログ


日高病院研修医2年目大津晃先生でした!!


研修医の先生の発表が最近見られるようになってきて、いい傾向です。

しかも大津先生はそつなく発表をこなし、優秀賞となりました。

おめでとうございます。

ぜひ、来年泌尿器科へ入局してもらい、一緒に頑張りたいですねにこ



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それから論文奨励賞は公立富岡総合病院の藤塚先生が受賞しました。

以前伊勢崎市民病院に勤務していた時の症例報告とのことで、多少の時間がかかっても論文発表していくことは大切ですね。



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今回の地方会では、

「去勢抵抗性前立腺癌の新規治療」

との題で教育講演を、鈴木教授が行いました。

鈴木教授が地方会でお話しするのは、珍しいことですが、前立腺癌に対する新規薬剤がちょうどこれから臨床応用されるところであり、治験の状況なども含めたお話は、今後の参考になりました。

ただ、腎癌もそうですが、選択肢が多くなってくると、治療方針をどのように立てていくのかが困ってしまいそうですね。



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特別講演は、大阪府立成人病センター

生化学部部長の井上正宏先生による、

「新しいヒト腫瘍三次元培養法技術とその応用」

と題した講演でした。


基礎系の講演とのことですが、もともと井上先生は外科からこういった研究の分野に進まれたそうで、臨床と絡めたお話は分かりやすかったです。




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さて、今回の地方会の際にアナウンスしていましたが、

教室のホームページから、地方会の抄録をみることができるようになりました。

地方会抄録はこちら

のところから確認できます。


結構上の先生の、昔の発表などを見るのはとても興味深いです。

以前はシンポジウム形式での発表もあったんですね。

歴史を感じます。