昨日、第1回 Young Urologist Forumが前橋サンダーソンホテルにて行われました。


この研究会は若手向けの手術手技を中心とした研究会ということで企画に私が参加させていただきました。


一般演題の核施設の取り組みでは、

群馬県立がんセンターの蓮見先生に座長をお願いして、


群馬大学宮沢先生より、

「ゴナックスの使用経験」


同じく群馬大学 古谷先生より、

「当科におけるHoLEP200例の検討 

  ~安全性と高核出効率を目指して~」


桐生厚生総合病院 上井先生より、

「前立腺全摘除術

  ~逆行性から順行性への移行~」


以上の3演題の発表がありました。

なるべく臨床経験のある中堅の先生による発表をと思っていましたので、非常に若手にとって参考になる発表だったと思います。

(今回の会は'Young'としたこともあり、比較的若手の先生の出席が多かったです)

とはいえ、ベテランの先生方の意見ももっと頂戴できたらと思いましたので、次回はもっと幅広く周知できたらと思いました。



さて、特別講演ですが、今回は

杏林大学泌尿器科准教授の桶川隆嗣先生にお願いして、

「da Vinciの使用経験・導入について」

との演題で御講演いただきました。


群馬大学泌尿器科 '元'医会長野村昌史のブログ


桶川先生は、私が2006年に杏林大学に国内留学した際に、ラパロの直接指導をいただいた、いわば師匠にあたる先生です。

桶川先生のご指導によって1年間で泌尿器腹腔鏡技術認定医の申請・取得ができました。

今でも杏林の1年は自分にとって臨床のターニングポイントとなった充実した1年だったと思っています。


講演は杏林でのダヴィンチの導入の状況についてで、今後ダヴィンチ導入を予定している我々にとって非常に参考になるお話でした。

会の様子の写真がアップできればよかったのですが、自分が特別講演の座長をやっていたりしたものですから写真を撮る余裕はありませんでした・・・。


ダヴィンチのラーニングカーブの素晴らしさはラパロの比ではなく、非常に期待できそうです。

その分導入の準備についてはかなりしっかり行わなければと思いました。


またダヴィンチの見学などで杏林大学にはお世話になります。

もう少し、泌尿器科の人数が充実すれば、定期的に国内留学などもできるのではと思います。

まずは一緒に頑張ってくれる泌尿器科医を増やさねば、と改めて思いました。


ダヴィンチに興味のある医学生、研修医の皆さん。

我々と一緒に頑張りましょう。

いつでも問い合わせをお待ちしております。