えー、しばらく、映画の話などばかりで、泌尿器科らしいことをかいていませんでしたね。


さて、泌尿器科では新規の入局希望者を募集中です。


もともとこのブログも医学生や、研修医の人向けに泌尿器科をよく知ってもらいたいなという気持ちで始めたものです。


「何科になろうかな~」、「将来どうしよう・・・」とお悩みの医学生・研修医の諸君、泌尿器科はどうですか?


泌尿器科という名称がよくないのではと学会でも取り上げられているくらいなので、一般の人はもちろん、医学生・研修医の人でも、ちょっと抵抗があるのかもしれません。


かくいう自分も、医学部に入りたてのころは、泌尿器科と言えば性病をあつかう科なのかなぁ程度の知識しかありませんでしたので・・・(性病ももちろん診ますけどね)。


実際には「腎・尿路外科」と言っていいくらい、外科的な分野が多くを占めるかなと思います。

かといって手術一辺倒ではなく、透析に携わったりと内科的なアプローチもできるのがいいところですね。


よくポリクリの学生さんに「なぜ泌尿器科を選んだのですか?」と聞かれますが。

自分の場合は「一番バランスのいい科だと思ったから」と答えます。


科を選ぶのにあたって学生の頃考えていたのは、、

・何か臓器を一つしっかり診ることができる

・全身管理ができる

・手術は必須ではないが、あったら面白いかも・・

・人がたくさんいるところよりも、少ないくらいの方がやりがいがあるかも・・

 (より自分が必要とされる場面が多くなるのでは・・)


といったことでした。最終的に一番条件に合っていていいなと思ったのは泌尿器科でした。

今、腹腔鏡手術を中心にやっていますが、学生のころはまさか自分がこんなに手術に携わるようになるとは思いませんでした。やってみたら面白かったんですね。

ちなみに6年生時の選択実習(当時は好きな科を3つ選んで実習)では内科・小児科・泌尿器科を選んでます。手術をやろうという人の選択ではないですねえ゛!



私が医者になったころはまだ臨床研修制度がなかったので、卒業と同時に泌尿器科に入局しました。

今はまず卒後臨床研修先の病院を選ばなければならないというのがありますので、学生さんをみているとホントの将来像を考えているというよりは目先の臨床研修のことばかり気にしているように思いますね。



長々と書きましたが、泌尿器科にちょとでも興味のある人はご連絡ください。

泌尿器科ってどうなの?っていうちょっとした疑問・質問も大歓迎です。

学生さん、研修医の方の群馬大学泌尿器科見学も随時受け付けています。


また群馬出身で他県で勤務されている方で、群馬に戻りたいという泌尿器科の先生がいましたら、大歓迎ですので、是非ご連絡ください。



そうそう、学会でも泌尿器科医を募集してます。。。

http://www.urol.or.jp/student/mezasou.html


お待ちしてます。。