6月11日の土曜日に、

第58回 群馬地方会が刀城会館(群馬大学医学部附属病院の敷地内)で行われました。


地方会は日本泌尿器科学会の総会や、東部総会といった大きいものとくらべると、その規模が小さく、一般的に若手医師の発表の場(発表の練習)としての意味合いが大きい学術集会です。


群馬地方会ですと、群馬大学関連病院の泌尿器科が多いこともあって、ほとんど顔見知りの状況ではありますが、それでも1年目の時の発表は緊張したのを覚えています。


さて、毎回特別講演が行われていて、比較的泌尿器科のトピックスが取り上げられることが多いのですが、今回からは内科疾患シリーズ(全部で3回?かな)の特別講演となりました。


今回は群馬大学の総合診療部准教授 大山良雄先生をお招きして、

「泌尿器科医に必要な糖尿病、高血圧の管理」

と題して講演していただきました。


透析などとも関連し、高血圧・糖尿病は診療する機会の多い疾患ではありますが、内科専門医と違い、専門的な知識についてまとまってお話を聞く機会はあまりないので、非常に勉強になりました。

また大山先生は、臨床研修指導医講習の講師をされていることもあり、糖尿病患者さんへの指導を研修医に対する指導と重ねて説明されていたのが印象的でした。


ちなみに、今回の発表の優秀賞は日高病院の宮澤先生でした。

おめでとうございます。