今日は今まで何回かおこなわれている、武田薬品主催のTV講演会でした。

大学にいながら講演が聞けるので、手軽でいいです。


腹腔鏡を取り上げることが多いのも、腹腔鏡をやっている自分にとっては参考になりますね。


さて、今日は倉敷成人病センターの産婦人科部長 安藤正明先生による

「体腔鏡(腹腔鏡・後腹腔鏡)を用いた後腹膜へのアプローチ」

の演題で、講演が行われました。

婦人科の先生ですが、腹腔鏡のエキスパートで、

後腹膜リンパ節郭清と尿路再建をビデオで見せていただきました。


婦人科でも後腹膜リンパ節郭清(RPLND)は子宮頸癌・体癌で行われているようです。


後腹膜のアプローチは参考になりましたが、個人的には腹膜の展開が難しいと感じているので、そのあたりが気になりましたね。

出血に対する対応も慣れているようで、ちょっとびっくりするくらいの出血にも対応されていたのにはすごいなと感心してしまいました。






群馬大学泌尿器科 医会長野村昌史のブログ