小雨になるのを待って、チューニング
卓上の構想を実施する。
R1が「日暮れに、こんなんされて!恥ずかしいわ♡」て言うてる。
課題はテンションロッドリンク
アメリカンなSUS M12ピロボール
ISO規格数値だが、給油式なのと、かなり重いので、日本製無給油式に交換する。
THK ロッドエンド
無給油でコンパクト、軽量の日本製
このサイズで1個¥1,100-と格安。
ターンバックルSUS 6角ナットを廃止します。
M6タップを切って、ジュラルミンボルトで固定します。
M12サイズのSUSナット2個を省いたのは大きい。
新しいテンションロッドのあり方。
パチパチ!
もう、20回程度車Setをして現状では、以前使っていた-19mmダウンリンクとほぼ同等の長さに落ち着いていた。
オーリンズを+30mmで組んでいたので、現状+11mmなのか。
20回の Set を数字にすると-19mm~±0~+30mmと約50mmの車高Set を繰り返していた。
さて、このまま純正形状リンクをそのまま使おうかと再度思案。
純正は高品位ローラーベアリング式でメンテナンスフリーで長寿命でしょうね。
また、ベアリングが樹脂で受けられている事から横ぶれを考慮したノンリジット式。
純正と比較
短い方が純正。
長くすれば車高は上がるのか、今解った。
リジット、ビロボール式を採用。
結果、軽量に仕上がったし。
ビロボールのメンテが必要なのもチューニング甲斐がある。
要所要所で使われている高品位YAMAHA中抜きボルト。
チタンボルトに交換するのは、逆にグレードダウンになる。
オーリンズの支点部は給油式なので気にしてあげないと。
中抜きボルトじゃないフロント側はキッチリ超高品位64チタン中抜きボルトに交換した。
EOSだから映るけど、充電LEDライトが切れ真っ暗で完成
アルミ鍛造ホイールからマグネシューム鍛造ホイールにしてから、劇的にR1が軽くなった。
速度と加重が高くなるほど軽さが際立つ。
以前からの軽量化作戦の功が結果として出ている。
でも、レーサー級の軽量化は出来ていないがストック状態のR1とは別物に変わっている。
運動エネルギー K = 1/2 mv2
運動エネルギーは質量に比例し速さの2乗に比例する
バイクの重心高が車体全体から総合され決まるが、速度と構成部品の比重によって動的重心が決まる。
この重心点での運動エネルギーは計算では求められない。
パーツ比重
・鉄 7.874 g/cm3
・チタン 5.45 g/cm3
・アルミニウム 2.698 g/cm3
・ABS樹脂 1.110 g/cm3
・ゴム 0.933 g/cm3
・ガソリンは0.75g/cm3 エンジンオイルは0.87 g/cm3
これらのパーツそのモノが運動エネルギーを持つことになり、質量に比例し速度の2乗のエネルギーを持つことになる。
単に数キロ軽量化したのではなく、パーツを比重の小さなモノを選んでいけば、空間を走るバイクの動的重心位置まで変わることになる。
今のR1は速さはもちろん、扱いやすさ・乗り味の良さは、地上の乗り物として最上級でもあります。
Tuned By GUNBOY