ブルべ200km DNF!
オダックス近畿 2024BRM309近畿200km近江八幡
2024.3.9(sat.)
メンバーのTR氏とTKK氏を誘って参加。
結論から言うと、ゴールできたのはTR氏だけで、
ボクとTKK氏はDNFだった💧
ツワモノ達もしくはヘンタイ達が集まる。
この日の天気は、特に午前中は雪が降って、最高気温が9℃くらいで、風が強いという予報なのでけっこうな悪天候。参加するかどうか直前まで悩んでいた。
予報通りの雪が舞う。
最初のチェックポイントの伊賀市まで行けば晴れているはず!と言い聞かせて出発準備。
ブリーフィング
スタートし、約39キロ先の最初のチェックポイントを目指し、
田んぼが白くなっている横を走る。
序盤は例によってトレインができる。
晴れたり曇ったり
滋賀県から三重県に来るまでは少なからずのアップダウンがあり、
思いのほかしんどい。
チェックポイントの余野公園のD51前で証拠写真を撮る。
期待していた晴れにはならず、雪が舞っている
仲間がいると写真を撮ってもらえるのがありがたい。
雪が舞う中で補給
再出発
やはりアップダウンの道ばっかりが続く。
天気は晴れたり曇ったり。北からの追い風で、往路はスムーズに走れる。
ということは、復路は向かい風💧
約85キロ地点。二つ目のチェックポイント。
このコンビニのレシートの時刻をブルベカードに記載する。
とにかく暖かい物が欲しい!
再出発
三重県松坂市に突入
松坂城跡の石垣が見えてきた。
蒲生氏郷の城だった所。
約107キロ地点。
現存する最大規模の武家屋敷が並ぶ「御城番屋敷」が3つ目のチェックポイント。
唯一見物できる長屋がある。
ここは、映画「るろうに剣心」の撮影場所にも使われたらしい。
再出発。
折り返して北へ向かう復路となる。
予想通り強烈な向かい風!
速度が全く上がらない。
しかもアラレが降り出し顔にビシバシ当たって痛い痛い💦
丁度よいトレインにくっ付いて走る。
例によってアップダウンもある。
コンビニ休憩を挟んでいよいよ今回コースの最大の難所に差し掛かる。
「安楽峠」という名前に反した激坂峠に向かって登り始める。
ヒルクライムのWEBページによると、
登りの距離が約10.7km、平均斜度6.3%で、ヒルクライムとしては入門コースの類になるらしいが、自分にとっては、淡路島の3つの峠を合わせたような距離感としんどさに感じた。
約163キロ地点。安楽峠到着。
自分が掲げていたブルベの基本として、「激坂は頑張らない!」という思いに反して
頑張って登ってきてしまい、汗もかいてしまった💦
峠に着くと汗が冷えたことと、マイナス2℃の気温の中、震えが止まらなくなってしまった。
グローブを外して写真を撮っていたため、右手の指がしびれ出し、感覚も無くなってきた。
ヤバい、凍傷になってしまう!と本気で思った。
この先の写真は指が使えず撮れなくなった。
右手はシフトレバーを動かすことも難しいくらい感覚が無い。
数分後TR氏が登って来たのを確認して、先に下り始める。
ブレーキを必死にわしづかみして下って行く。
TR氏と合流し、残り30キロ地点の「道の駅土山」でTKK氏を待つ。
缶コーヒーで暖を取るが全然震えは止まらない。手もしびれたまま。
ゴールの制限時刻は20時30分。200キロブルベの場合13時間30分以内が条件となっている。
時間的にはギリギリのところ。
その後TR氏はギリギリゴールにたどり着いた。
残り二人は、ゴール3キロ手前で5分前となり、もはや諦めてコンビニに入った。
そこで主催者へメールでDNF(リタイヤ)の申告をした。
実に悔しい結果となった。
でも初めて参加したTR氏がこの最悪の天候の中でゴールできたのは良かったことだ。
これで彼もヘンタイの一歩を踏み出したということだろう。
今後のボクのブルベの方針として
・ 悪天候が予測される日は躊躇なく不参加(DNS)する
・ 激坂は頑張らずに歩く
・ 峠では長居せず、とっとと下る
ということを肝に銘じておく
以上、おしまい
本日走行 約202km
▼押してくださいな