台北一人旅『戦争反対』〜おでかけ三昧海外編 vol.72〜
第七章:ますますJAPAN
地下鉄で降りたった場所は西門町、アニメ・ゲームフレイヴァ満載の場所でした。
若者も多く、みんなオシャレっつうか今風で、どうにもこうにも異国感無し。
いやむしろ、普段からこう言った街の方が訪れないから俺にとっては異国感満載なのかもしれません。
青色LEDでキラキラした商店街も、道幅も、行き交う人々も、都会の若者の集う裏通りのような雰囲気。レインジャケットほっかむりしたオッサン(俺)が上のような萌え画の中に立ってると犯罪の香りがしてきます。
またしても台北駅方面に向かって雨の中を歩きます。いや本当に雨やまんな。
いくら南国とは言え冬、陽も短くあっと言う間に夜。あっと言う間って今は書いてるけどさ、ヒマでヒマで案外当時は体感時間長かったんですけどね。
俺「ん?なんだアレ?」
俺「本願寺?」
なんと西本願寺がありました。
上の写真にあるように、旧日本政府の統治下にあった頃に建立されたお寺を近年復元したものだそうで。
いや本当に台湾の人って優しいよな。日本に対してだけなのか?いやいや日本に対して優しいっつう事ぁ誰にだって優しい国民性なんでしょうな。
第二次世界大戦、太平洋戦争、うーん、この呼び方好きじゃないな、大東亜戦争の方がいいかな。日本はアジア諸国にガッツリとハバ効かせました。それは『侵略』だったのか『アジアを守る為』だったのか、今となってはその真偽を語るたんびに一悶着起きちゃうもんで腫れ物に触るような話題なんですけどね。
ただ言える事はどんなに正当な理由があっても言い分があっても、
戦争で苦しむのは
そこに居る一般人
って言う事なんですよね。
だから日本が当時植民地化していた近隣アジア諸国の人にとっては、
『侵略・略奪者の日本人!』
って思える程のツライ体験をした人は少なく無いはずな訳で、逆に、
『日本に統治されて助かった!』
って人も沢山いたんです。その両方が存在したはずなのに、こうして我が国日本に優しさを向けて下さる国と、未だに言いがかりに近い戦争責任を求める国がある。何が違うんでしょうねぇ。
うちなーんちゅの方々にお話をうかがうと、今でこそ米軍基地・アメリカ軍人による問題にずっと悩まされては居ますが、戦時中の話となると、
「日本軍よりアメリカの兵隊さんの方が優しかった。」
と言う話も多く聞きます。
国内ですらそうなんです。国同士のいざこざに巻き込まれようとも、その場その場で対面する人間対人間になった場合は、その出逢った人がどういう人なのかでその後の気持ちは大きく変わります。
国同士が争っても人同士は争いたくない。
んでしょうな。当たり前です。だからそもそも戦争なんかやんなくていいんですよ。んで、戦争終わったら仲良くすればいいんです。
スリランカやミャンマーの人達には本当に日本人として感謝、そしてこの台湾の人達には
日本人として、
東北の人間として
感謝です。
戦争反対
皆選挙行きましょう。