雪なんか大っっっっ嫌いだ。
もうもうもう、
雪なんか大っっっっっ嫌いだ。
もう冬が嫌いだ。寒いの嫌いだ。
「じゃあ何で福島なんかに住んでるの?」
「しゃあねぇじゃねぇか、爺ちゃんが何故か福島に来ちまったんだから。爺ちゃんが実家継いでりゃ俺ぁ今頃南の宗教法人でウハウハだぜ。」
しかしまぁ凄い雪ですな、もうどうしようもないですな。
子供の厚着はモコモコで可愛いですが、ギャルデンの厚着は何も見えなくてつまらんですばい。
バイクは乗れんし、コンビニ行くのも大変だし、
愛犬の散歩も難儀するし、っつうか
イーヌはよーろこーびにーわ駆ーけまーわり♪
って嘘でしょ。ウチの愛犬、外の雪見た瞬間散歩引き返して玄関戻ってったぞ?
ラブラドールのミックスのはずだのに、ラブって原産カナダやなかったっけ?
あーやだやだ。
夜のお散歩も大変ですよ、昼間じんわり解けた雪がですね、夜には凍りよるとですよ。
つるんつるんよ、つるんつるん。
手袋なんざ何んんんの役にも立ちゃしません。
『アイスバーンに強い!』って靴も何んんんも役に立ちゃせんです。
愛犬も『表面うっすら凍ってて、実は中フワフワ』って言うトラップにハマり、乗った瞬間立てたけど、直後に落とし穴ばりに全身埋もれるっていう洗礼を受けてから雪道が怖いようです。
やけっぱちの雪嫌い。
実家の前は雪像作れる程に雪かきした後の山が出来てますよ。
夜中に愛犬の散歩がてらお外に出て、34歳のおっさん(34)雪山にダイブ。それを恐ろしげに見る愛犬。
俺「ストーム(愛犬)!!おいで!!遊ぼうストーム!!」
愛犬「行くかバカ。」
俺「・・・・。」
愛犬が愛犬とは思えないほど相手にしてくれないので、雪山の頂上に一人登る。
そして頂上に立ち、小橋健太、いやコーディばりのムーンサルトを試みるも堂々失敗。後頭部から真っ逆さまに滑り落ちる。
愛犬「!!!デブあんちゃん!!!」
その瞬間心配したのかさっきまで他人顔だった愛犬が雪の中に駆け込み助けに来てくれた!
雪まみれで逆さまになった俺の顔をペロペロ舐めてくれる。
俺「ストーム・・・助けに来てくれたのか。」
愛犬「ウウーーー、ワンワン!!!(トドメ刺しに来たんだデブ!!死ねーー!!)」
俺「ありがとう!!ストーム!!」
実家の目の前2m地点での感動劇でした。
その後、実母(62)もダイブ。