私ね、淡々とした…穏やかに流れる物語って。。。実はちょっと苦手で、話の3分の2くらい過ぎるまでは「ちょっとこの話…読めないかもなぁww」って思ってました🤣
この話は、「必ず戻るといって消えたパパを待つママ(葉子)とその娘(草子)の物語。あの人のいない場所に馴染むわけにはいかないと、引っ越しを続けている…神様のボートに乗った母娘の物語」です。
そこが淡々と過ぎていく日常過ぎて……多分私が個人的に選んだ本なら、ここで読むのやめてます(笑)でもブロ友さんからのプレゼントを途中でやめる訳にはいかないから読んだ
正直に言おう
頑張って読んだwww
そしたらさ、残りの3分の1で……物凄くグッと来ました。いやぁ、面白い。
3分の2の淡々とした穏やかさは、この3分の1の流れに心を持っていかれるように出来ているんじゃないかな
これは最後まで読むことが大事。
プレゼントされた本で本当に良かったww贈り物だったから出会えた面白さでした
葛藤の上に絞り出した言葉は、重いんですよね。心にきますよ。
そして、最後…
私は始め素直にハッピーエンドとして読んだので「良かったなぁ」と安堵したんだけど、後から「…あれ?もしかしてハッピーエンドじゃないのかもしれない」とも思いました。
もしハッピーエンドじゃないならば、少し怖くもなりました。
神様のボートに乗った、いや…乗ってしまった彼女たちの物語。ラストは…どっちなんでしょうね。皆さんも是非読んでみてください
今日のお猫様
寝ているのか、寝ていないのか
タヌキなのか、猫なのか
パッと判断がつかない。。。それがモナカさん