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「今日の子どもたち」はその名の通り、最近あった子どもの話を集めたものになります(*^^*)
今回は産後夫婦の話です
次郎くんの出産までのお話は長いですが…
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怒った私は部屋の掃除を始めた。
掃除機を無言でかける
とにかく、腹が立つ。
色々なことに怒ってるのだけど……何が一番腹が立つかと言うと、「一人で出掛けることが許されなかったこと」だ。
太郎くんが生まれてから今日に至るまでの5年間……私は一人で出掛けたことがない(正確に言うなら自分の娯楽のために)
私は友達と遊びに行くのにも、子どもは連れていく。
旦那さんが一人じゃ見れないと言うからだ。
その反面……旦那さんは「よろしく」の一言で友達と遊びにいくし、なんなら泊まりで旅行にすら気軽に行く。
育児を全く手伝わない訳ではないけど………
同じ親と言う立場で、同じような割合で育児をしていないのは事実だ。
なのに……普段、自分の何倍も育児をやっている相手のささやかな願い(今回で言うなら、本やパンを買いに行く1~2時間の外出)も渋る。
その姿が、心底嫌になったのだ
怒っている私に、旦那さんは困った顔で近づき………言ってはならない一言をいった。
「そんなに怒らなくても………出掛けられなかったくらいで~」
出掛けられなかったくらいでって何?
私は、5年ぶりに数時間一人で買い物に行きたいって…お願いも叶えてもらえない。
それは結構な絶望感だ。
子どもが大きくなるまでは365日24時間働き続けてくださいよって言われたのと同じ意味だよ。
旦那さんはきっとそういう風には思ってなかったのだろうけど………それでも今の私に言ってはいけない言葉だった。
「私は子ども生まれてから、今まで一人で気ままに出掛けたことがないんだけど。その私の状況わかって言ってる?
貴方のお気楽な生活は誰のお陰で成り立ってんの!?
私が犠牲になることで、あんたは自由に遊びに行って自由気ままに過ごせていることに……いい加減気づけよ‼️」
私は泣きながら、大声で叫んだ
まさか泣き出すとは思ってなかった旦那さんは驚いた顔をし……遊んでいた子どもたちは固まった。
部屋は静まり返って、外の雨の音だけが大きく聞こえた。