ネコみな我をよく睨む朝 | ライムとハナコと、ときどきカッパ

ライムとハナコと、ときどきカッパ

気が向いたときに、書きたいことを書きます。
本当に、テキトーに…。
家族の日記代わりなので、しょうもない内容とクオリティの低い写真につきましては、ご容赦ください。

 
毎日、用ありげにやって来ては、近くに寄るとシャーシャー怒るネコのドラちゃん。
今朝は、愛車に忘れ物を取りに行ったら、駐車場にいたのでご挨拶したのですが。
ギロリと鋭い視線を注がれて、シャーっと怒られて。
でも、いいの。
ワタクシは、いつぞやドラちゃんが、たった1回だけ
『ニャー』
とかわいいお返事をしてくれた、あの思い出に生きることにしたから。
 
ここしばらく、
『ねー。
アンタ、お外にいるくらいなら、ウチの子にならない?
最初は家の中でも放してあげられないけど、慣れれば好きにしてくれてかまわないんだけど。
頭ピカピカのオジサンが、キャットウォーク作ってくれるってよ』
と、熱烈勧誘してはいるんだけどね。
 
年明け早々のものすごく寒かった日の夜に、
『おばしゃん、ものすごく寒いのニャ』
と言いたげに寄って来たこともあったけど。
あの時は、腹をくくってとっ捕まえて、病院へ…
と思ったが、伸ばしたワタクシの手をするりとかわし逃げ去ったドラちゃん。
ワタクシの心に残る迷いを、的確に読んでいたのかもしれない…。
 
 
つらつらと、ドラちゃんのことを思いつつ出勤する駅までの道で。
ハンカチを取り落しそうになって、慌てて拾い上げたワタクシの目の前には…
モサモサ長毛のネコさんが。
フェンスの金網を挟んでいるせいか、ネコさんは慌てもしなければ怯えもしない…
よかった。
が、しかし。
猜疑心に満ちたきつ~い眼差しで、ひたとワタクシを見つめるだけ。
その表情からは何も読み取れず…
『はいはい。
行きますよ。
お邪魔しましたね~』
歩き出して振り返ったら…
首をガックリうなだれて寝ちゃってたみたい。
眠いところを突然邪魔されて、お怒りだったのかしらね。
 
ワンコなら、経験からある程度平和にコミュニケーションとれそうだけど。
ネコさんはあまりに未知で、どこからどう近づいて行ったらいいものやら。
 
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