毎日、用ありげにやって来ては、近くに寄るとシャーシャー怒るネコのドラちゃん。
今朝は、愛車に忘れ物を取りに行ったら、駐車場にいたのでご挨拶したのですが。
ギロリと鋭い視線を注がれて、シャーっと怒られて。
でも、いいの。
ワタクシは、いつぞやドラちゃんが、たった1回だけ
『ニャー』
とかわいいお返事をしてくれた、あの思い出に生きることにしたから。
ここしばらく、
『ねー。
アンタ、お外にいるくらいなら、ウチの子にならない?
最初は家の中でも放してあげられないけど、慣れれば好きにしてくれてかまわないんだけど。
頭ピカピカのオジサンが、キャットウォーク作ってくれるってよ』
と、熱烈勧誘してはいるんだけどね。
年明け早々のものすごく寒かった日の夜に、
『おばしゃん、ものすごく寒いのニャ』
と言いたげに寄って来たこともあったけど。
あの時は、腹をくくってとっ捕まえて、病院へ…
と思ったが、伸ばしたワタクシの手をするりとかわし逃げ去ったドラちゃん。
ワタクシの心に残る迷いを、的確に読んでいたのかもしれない…。
つらつらと、ドラちゃんのことを思いつつ出勤する駅までの道で。
ハンカチを取り落しそうになって、慌てて拾い上げたワタクシの目の前には…
モサモサ長毛のネコさんが。
フェンスの金網を挟んでいるせいか、ネコさんは慌てもしなければ怯えもしない…
よかった。
が、しかし。
猜疑心に満ちたきつ~い眼差しで、ひたとワタクシを見つめるだけ。
その表情からは何も読み取れず…
『はいはい。
行きますよ。
お邪魔しましたね~』
歩き出して振り返ったら…
首をガックリうなだれて寝ちゃってたみたい。
眠いところを突然邪魔されて、お怒りだったのかしらね。
ワンコなら、経験からある程度平和にコミュニケーションとれそうだけど。
ネコさんはあまりに未知で、どこからどう近づいて行ったらいいものやら。
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