休日の今朝は、ライムちゃんのお散歩も、いつもよりのんびり…。
普段は、
『ほれ、いつまでも嗅いでなくてよろしい』
とか
『出るべきモノは、もう全部出ましたか~
』
![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/177.gif)
なんて、ついついライムちゃんを急かしちゃうだけど。
今朝は、久々に川土手までお散歩。
この川土手は、若い頃のライムちゃんのお気に入りのお散歩コースで、夜遅くなっても土手を歩かないとご不満そうだったんだけど。
いつの頃からか、
『ライム、そっちに行きたくない』
って主張するようになっちゃって。
徐々に足が遠のいていたけど、今朝はいつになく素直に土手に向かったライムちゃん。
『ライムちゃん、久しぶりだね~。
一緒にこの辺をお散歩するのは…』
なんぞと話しかけるワタクシの言葉を聞いているのかいないのか。
道路を横切るネコさんをガン見中。
そのライムちゃんのお顔の向こうには竹垣に囲まれた畑が。
畑の隅には…
ささやかに花を開き始めた水仙が。
お正月にお出かけした南房総では、もう水仙が満開だったっけ…
なぞと思いつつ、歩き出したライムちゃんを見ていたら。
何やらお花に目を留めている風のライムちゃん。
所謂狂い咲きってヤツかしら…。
思いなしか、気遣うようにお花に顔を寄せていくライムちゃん…
と思ったのは、飼い主の勝手な思い込みだった。
…ライムちゃんにとって大切なのは、誰かが残したお手紙の解読だったようで。
川土手の手前には、単線のJR貨物の踏切が。
そういえば、川土手へのお散歩コースを歩かなくなったのは、ライムちゃんだけの「事情」じゃなかったっけ。
ハナコ大先生がご執心だったJR貨物。
目が見えていた頃には、踏切が鳴り出すと必死でダッシュして近づいて行ってたし。
…ハナコ的には猛ダッシュでも、ワタクシよりも遅いくらいの歩調だったけど。
目が見えなくなった後も、お散歩中にJR貨物の踏切が鳴り出すと、ハナコを抱き上げて貨物列車の地響きを聞かせていたんだよね…。
ご自慢のブタ鼻で、地響きが遠ざかっていくまで、フニフニ一生懸命ニオイ嗅いでたハナコ大先生。
ハナコが逝ってしまってからしばらくは、どうしても足を向けられずにいたけど。
昨年、わが家に来てくれた預かりっ子のリキくんが、川土手へのお散歩コースが大好きだったから、またここを通るようになって。
『右見て、左見て、もう一回右を見て』
と、交通安全教室では模範生で通るような道路の横断を見せてくれていたライムちゃんだけど。
あっと言う間に
『安全確認は、後続のお供におまかせ~』
って感じで、何度道路に飛び出しそうになったことか。
ホントに、人もワンコも、すぐ楽するのに慣れちゃうもんだわね。
久しぶりにやって来たこの土手。
元旦のお散歩でも、この土手に来たけど、あの時はもっと上流。
ライムちゃんとこの景色を眺めるのは…いったいどれくらいぶりだろう。
いや、最近も来てるかな。
ワタクシが忘れちゃってるだけかな。
…ライムちゃんと同じだけ歳を重ねたワタクシは、ライムちゃんの比ではない経年劣化ぶり。
ベランダで日向ぼっこで朝寝モードに。
洗濯物干してたワタクシが、誤ってハンガーを落下させて、ライムちゃんビックリして跳ね起きるの巻。
平謝りするワタクシを、文句ありげに一睨みして、再び爆睡モードに突入。
普段とほんのちょっとだけ違うコースを歩いただけで、いつもと同じお散歩していつもと同じように大小のご用を足して。
帰宅したら、いつもと同じようにのんびり朝寝。
いろんな場所にお出かけして、非日常を楽しむのもいいけど。
こうして10年以上、変わらない日常をのんびり過ごすことができている、そのことへの感謝を忘れちゃいけないんだよね…。
と、いつになく殊勝なワタクシ。
今日はお出かけしたくても、いつにも増してビンボーな給料日前の休日。
また、ヤキイモでも作ろうかな。
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