もの思う秋… | ライムとハナコと、ときどきカッパ

ライムとハナコと、ときどきカッパ

気が向いたときに、書きたいことを書きます。
本当に、テキトーに…。
家族の日記代わりなので、しょうもない内容とクオリティの低い写真につきましては、ご容赦ください。

最近、ネコさんと接近遭遇しても、追いかけることがなくなったライムちゃん。

今日の夕方のお散歩のときにも、工事現場の土嚢の陰にネコさんが!

以前は、こうして、ライムちゃんに気づかれないように身を潜めているネコさんを発見すると、わざと気づかないフリして通り過ぎて…
突然方向転換して猛ダッシュで追いかけたりして。

『やれやれ、気づかれないですんだわい…』
と気の緩んだネコさんを脅かすのが、ことのほかお気に入りだったようで。
…性格悪すぎだろ、ライムちゃんは。
なぞと思ったものだけど。

このネコさん、最近この辺りでよく見かける子。

ネコを飼ってるご近所さんたちの話によると、とあるお宅のネコさんらしいが…
あまり模範的とは言えない飼い方をなさるお宅のようで。

この子はまだ人間がキライじゃないみたい。

犬もネコも、飼い主を選べないからね…。

物陰に潜むネコさんよりも、明らかに道端に誰かが遺した臭跡の方が気になるライムちゃん。

以前は、とりあえず、
「すぐに追わないと、あのネコさん逃げちゃうし~」
って追いかけ回すのに夢中になったもんだが。
いや、私は今の方が助かるんだけどね。
ライムちゃんが追い回したネコさんが、うっかり道路に飛び出しちゃったりしたら…と思うと、文字通り生きた心地もしなかったもの。

でも、最近ではすっかり、ネコさん達からも
『あ、アイツはもう大丈夫。
追いかけて来る体力なんてないし』
と、ネコ集会でも言われてそうだね…ライムちゃんや。

今はそんな話につきあってる場合じゃないようですが。

通りがかりのお宅の、夏蜜柑がお見事な大きさに育ってるのを発見!


すぐそばには、夏の名残も。
セミの抜け殻…
って言っちゃうと、なんだかおぞましい感じだけど。

これをして
「空蝉」
と表現した最初のお方はどなただったのか。
日本語って、すごいねぇ…。

上ばっかり見上げて歩く私の足元には…

イチョウの根元を嗅ぐのに夢中なライムちゃん。

側溝の蓋を持ち上げちゃうくらい育ったイチョウの根っこ。
脚力が無くて、踏ん張りのきかなかったハナコ大先生は、この斜めに持ち上がった側溝の蓋の上を歩こうとしても、ズリズリ滑り落ちちゃってたっけ…
ライムちゃんは大丈夫なのよね。
そう思って見ていた私の目の前で、まさにハナコ大先生と同じように、側溝の蓋から滑り落ちるライムちゃん。
う~ん…。
なかなかにショックだわ。

飼い主の複雑な胸中を知ってか知らずか。

この場所は、どうやらご近所ワンコさんたちの情報交換の場所になっているらしい。
ライムもハナコも、ヨソのワンコさん達も、みんな一様にこの場所ではニオイ嗅ぎまくりだし。

ネコさんと見ればやみくもに追い回したり、塀によじ登り飛び越えて脱走したり…
粗暴の限りを尽くしていたライムちゃんも、すっかり落ち着いて、今では立派なおばあさんワンコ。
年齢なりの分別も身についたし、全く文句はないんだけどね。
ただ、あの身体能力も、飼い主がそれと気づかないうちにどんどん衰えてる…
そう思うと、やっぱり寂しい。
でも。
まだまだ目も見えてるし、お耳も聞こえてる…若干遠くなったみたいだけど。
何より、年々人間の言葉を、より素早く正確に理解してくれているのは間違いないし。
悪いことばかりじゃないよね…。

…ああ、どうしよう。
最愛のライムちゃんが、身体は動かないけど憎まれ口だけはメッチャ叩く、憎たらしいトシヨリに
なっちゃったら。
いや、既にそんなトシヨリはわが家にはいるけどね…オフクロという手におえないモンスターが。



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