カッパさんがハナコを連れてお散歩に出たので、この隙に…
ライムちゃんと記念撮影するこの物体。
撮影後には気合いを入れて、
『ライム、いくぞ!』
とは言っても、どこかに行くわけではなくて…
作業開始なのですわ。
ライムちゃんと一緒写ってる、この巨大な物体は…
牛タンの皮。
冬限定の、ライムちゃんのお楽しみのオヤツ。
ハナコがウチの子になる前からの、ライムちゃんの大好物。
だけどカイカイハナコは牛NGなので、数年間は自粛してたのよね…。
ライムちゃんには、さびしい思いをさせてしまいました。
以前から、知り合いにお願いして、国産の牛タンの皮を干したのを頒けて頂いてた。
本当に、干しただけ。
それが、この通りの見てくれで届くのよ…。
たぶん、内臓系のモノがお嫌いな方には、ぞっとするシロモノだと思うけど。
なんとなく…この、舌の表面の斑模様から、
『これは、ホルスタインのかしら…』
なんて、おぞましい想像をしちゃったりして。
この牛タン、裏はこんな感じ…
モノによっては、人間の舌にもある、あのツブツブ状のヤツ。
「味蕾」っていうんだっけ…
あれがはっきり見て取れちゃったりするから、ちょっと不気味なんだけど。
『牛さんはこれで栄養を摂取していた。
そしてこれが、今度はウチの子達の栄養になる…』
そう考えると、無駄にはできない。
なんたって、もったいないしね。
1回あたり、こんな牛タンの皮が15~6本届くので、それを台所でバリバリ粉砕するのが一仕事。
意外と固いし、うっかりすると手を切っちゃう。
最初はキッチンバサミを使ってたんだけど。
牛タンの脂が手につくのがキモチ悪かったし…
味蕾と思しきツブツブ状の物体に触るのは怖かったし…牛さんゴメン。
でも、最近は素手でバリバリ割るというか裂くというか、とにかく力業。
キッチンバサミは脂で滑って危ないのよね…。
ジップロックの大袋2つ、口を開けてテーブルにスタンバイ。
床はビニールシート敷いて、そこにはお座りしたライムちゃんが。
一応、大皿用意してその上で割るんだけど、割れた牛タンがそこらにすっ飛んだりするので、ライムちゃんはすかさず拾う…。
ライムちゃんにとっては、プチ牛タンバイキング状態。
台所に入っても唯一怒られない、ライムちゃんの楽園タイム。
ここ数年、自粛モードだった、このオヤツ。
最近、アレルゲンを口にしても、ほんの少しなら反応が出なくなってるハナコ大先生。
実は、2つ用意しといたジップロックの1つは、ハナコにもあげられるように、大豆以下の極小サイズ用。
大豆くらいの大きさだろうが鼻クソ大だろうが、牛タンの欠片1個に変わりはない!
細かく粉砕するのは、手間かかるけど、そのぶん回数あげられるしね。
…とはいえ、乾燥させただけの牛タンだから、あんまりケチケチしてるとカビちゃうし。
湿気の多い夏場には、とてもじゃないけど冷蔵庫でも保存はできないだろうし。
ま、この手の無添加オヤツにはつきものの葛藤だけど。
本日は、
「牛タン粉砕あと3枚!」
ってところでハナコ大先生がお散歩からご帰還。
カッパさんに抱っこされて押しとどめられて、ジタバタ大暴れ。
さんざんハナコにパンチされたカッパさんは不機嫌だけど、久々の牛タンバイキングを堪能したライムちゃんはもちろん、ハナコ大先生も欠片を5個食べて大満足。
ジップロックは2つとも、冷蔵庫の乾燥鹿肉の隣に収まったし。
ハナコにとってはアレルゲンだから、そうそう食べさせられないけど。
かといって、後生大事に保存しておくと傷むし。
そんなの何よりもったいないし、ライムにもハナコにも牛さんにも申し訳ない。
ビンボーな上にどケチな飼い主の葛藤の日々は今日、始まったばかりなのだ。
ポチっと応援お願いします!
にほんブログ村