ハナコ大先生が、ぐずぐずハナコになっちゃって、玄関と廊下を行ったり来たりしてギャンギャン騒いでるのをなだめていたら…。
最初は、ウンザリ顔でハナコと私を見比べていたライムちゃん。
いつの間にか、自分のベッドに納まって朝寝モードに突入…？
でも、このアングルなら、隠さなきゃいけない個所はしっかり尻尾で隠れてるし
『それにしてもアナタ、またずいぶん景気よくおっぴろげてますね～』
感心しつつ、写真を撮ったら、なぜかパッチリ眼を開けてるライムちゃんが写ってる…。
『あ！
こんなポーズを作為的にとるとは…
自分に注目させようってんだな
オヌシも悪よのぉ～』
たったこれだけのセリフを、私が口にしているうちに…
ごくごく普通の寝姿になってるライムちゃん。
このあとは、薄眼を開けて様子をうかがうこともなく、30分ばかり、ぐっすりすやすや
自分の方に注意を惹こうという、ライムちゃんの策にすっかりハマったわね…。
いえ、それがライムの作戦だ、ってのはわかってはいたんだけど。
いつもお出かけすると、深夜のおトイレに一緒に来てくれる、つきあいの良いライムちゃん。
たまには私も、ライムちゃんにつきあわなきゃね。
それにしても、なんとも身体の柔らかいヤツだこと。
いつも思うことだけど、このポーズで寝られるってことも、驚きだし。
御歳13歳のライムちゃん。
このタフさも身体の柔らかさも、人間にはそうそう真似できないな…。
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