塔の上の… | ライムとハナコと、ときどきカッパ

ライムとハナコと、ときどきカッパ

気が向いたときに、書きたいことを書きます。
本当に、テキトーに…。
家族の日記代わりなので、しょうもない内容とクオリティの低い写真につきましては、ご容赦ください。

先日のエク旅で出かけた、袖ヶ浦海浜公園で。

…って、気がつけばもう2週間前の話。
ネタが古びちゃったわ。

エク会場の駐車場で車中泊してたら、夜半過ぎからゴーゴーすごい風の音。
時折車が揺れるくらいの風に、
『タープは大丈夫かな…』
不安に思いつつも、強風吹きすさぶ闇の中、出ていく勇気もなく…。

生理的欲求で目が覚めて、車外に一歩出てみたら。

曙光射し初める時間。
日の出前の時間帯って、みるみるうちに空の明るさが変わっていくから、
『地球って、自転してるんだな~』
ってしみじみ思っちゃう。



撮影した時間は、2分くらいしか差がないのに、空の明るさに、力がみなぎり始めた感じ。

おトイレ目指してせっせと歩きつつ、行く手を見ると…

前夜からの強風で荒れた海。
鉄柵を越えて、波が叩きつけてる…。

不覚にも、近づきすぎて服が濡れちゃったので、乾かしがてら散策(って、着替えればいいじゃん!とは自分でも思うのだけど)。

せっかくなので、朝日を拝む場所はあそこに決定!

公園にある謎の塔。

実は、前夜も登ってみたので。
ハナコが寝た後、カッパさんとライムと一緒にお散歩して…


大好きな海…だけど、いつも遊びに行ってる所とは、ちと勝手が違う…。
少々戸惑い気味のライムちゃん。


でも、一応観察はしてみる…

駐車場付近を散歩してたけど、ライムちゃんが興味を示したのはこの塔。
塔の入口にだけ灯りが点いてて、興味を惹かれたらしく…。


我々人類を従えて、真っ暗な階段を登る登る…。
途中からゼイゼイ言っちゃってる私は、何より苦しいだけだったけど…。

頂上にたどり着いたとたん、我に返ったらしいライムちゃん。
私らだって、塔の下に見える灯りの小ささに、想像以上の高さにびっくり。
その気持ちが伝わっちゃったのか…

『パパしゃん、早く帰ろう!
ライム、ここ怖いもん…』
リード持ってるカッパさんが引っ張られて転ぶんじゃないか…
って勢いで駆け降りてきた。

明るくなってきたし、この強風の中、この塔に登ろうなんてモノ好きは私くらいのもんだろう…

前夜の教訓を生かして、一気に登って下を見ると…

エク会場が小さいぜ…。

ちょうど、この頃…


工場群の向こうから、お日さまの端っこが顔を出して、一気に明るさを増す世界。
曙光を拝むたびに、
『ご来光』
とはよくぞ言ったものだと、日本語の素晴らしさに改めて感動するわ…。
といっても、エクに参加するようになって、こうしてとんでもない時間に目が覚めたりしない限り、わざわざ見たりはしないんだけどね。

せっかくなので、アングル変えて見てみたいけど、あまりの強風に、怖くて手すり際まで行かれない…。

この写真の方角が風上。

とてもじゃないけど前には踏み出せない…

だって、この塔、基本構造はコンクリートだけど、この先の床は板張り。
まさか板だけじゃないだろう…
とは思うけど、この高さじゃこの板張りの床見ただけで恐怖のあまりチビリそう。

京葉工業地帯に朝が来る~♪
なんてキョロキョロ見回しながら、写真撮りまくって…

ふと、頭上を見上げると、塔の頂上の巨大な玉(ボールと呼ぶべき…?)に朝日があたってる。

朝日の照り返しでキレイじゃないの…。
この写真を撮った場所にいると、ちょうど壁が風除けになってくれて、ちょっと安心だったし。

この公園、三方向が海なので、塔の上の眺めは最高!
でも…。
いつまでも、塔の上にいたところで、ラプンツェルじゃあるまいし、王子様が来てくれるわけでもなし。

吹き飛ばされないうちに、地上を目指して一気に階段を駆け下りて…

その途中で一休み。
わが家のタープが無事建ってるのも確認。

この塔、直径が小さいから、螺旋階段で目が回りそうだったし。
運動不足がいけないんだけどね。

下界に降りても、すごい風。
そしてすごい波。


この高波の先に、東京湾アクアラインの橋の部分が見えてるんだけど…
霞んじゃってるわね。

このテトラポッドの向こう側も、干潮の時間帯には降りて遊べるらしい…。
ライムちゃんを連れて行ってあげたいけど、エクの時には無理だしね。

いずれ、改めて連れて行ってあげるから、ライムちゃんは好きなだけ干潟を走り回って、またカニさんにでも挟まれてくれ。



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