房総半島に出かけると、ひたすら海沿いを走ることが多いわが家も、
『ちょっと気分転換に』
と、房総半島を縦断するコースを走ってみた。
いろいろ、知らなかった楽しげな場所も発見できて、実り多かったんだけど…。
助手席で、ボケーっとしてたら、隣からカッパさんの
『うわ!
ありゃ何だ!
コワすぎるぞ~』
叫び声が聞こえてきたので…
『何?
八岐大蛇でも出たのか?
カッパじゃ勝てねーな…』
という憎まれ口にも反応しないカッパさん。
『今、すげー怖いものがあった。
ありゃ怖い!』
還暦にもなって、何を怖がってるんだか…
そう思いつつも、
『ふ~ん…。
私も見たいから、Uターンしてくれぇ~』
いつもならここで、
「めんどくせえ!」
だの、
「そんなに見たけりゃ1人で行って来い」
だの始まるのに、この時に限っては、むしろ進んでUターン場所を探すカッパさん。
「これもつきあいのうちだ。
ビックリして見せてあげましょ」
と内心小バカにしていたけど。
これは確かに怖い。
マネキンの首が…
畑の中の杭にずらっと挿してある。
マジで怖すぎないか…。
深夜に1人でこの道走ってて、うっかり見ちゃったら事故りそう。
どうしても私には、さらし首にしか見えないけど。
鳥除けになるかどうかはさておいて。
普通の神経してる人間は、この状態じゃ怖くて近づけないから、泥棒よけにはなるよね…確かに。
あ~怖かった。
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